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悪漢追跡せよ 仁木悦子 子ども謎ときミステリー 1

仁木悦子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784751531617
ISBN 10 : 4751531611
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan

Content Description

事件を解決するのは、子どもたち!大人顔負けの推理で真犯人を追いつめる痛快!名作短編推理小説シリーズ。澄子と弟の勉は、「悪漢追跡ごっこ」が大好きだった。使うのは、スパンコール。悪漢の落としたスパンコールを探しながら、探偵が悪漢のあとを追う遊びだ。でも、それが現実となったとき…―「悪漢追跡せよ」ほか、選りすぐりの3編を収録!

【著者紹介】
仁木悦子 : 1928年、東京生まれ。4歳で胸椎カリエスと診断され、歩行不能の車イス生活をおくる。20代半ばから執筆を始め、1957年、『猫は知っていた』が、江戸川乱歩に絶賛され、第3回江戸川乱歩賞受賞。1981年、『赤い猫』で第34回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。さわやかな読後感の作風で人気を博し、「日本のクリスティー」と呼ばれ、女性推理小説作家の先駆けとなる。1986年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 夢追人009

    仁木悦子さんのジュニア向けミステリー短編集の全3巻の一冊目です。収録作は「穴」「悪漢追跡せよ」「銅の魚」「そのとき10時の鐘が鳴った」の全4編で、どれも普通の少年少女がわずかな違和感や手掛かりをもとに大人顔負けの名推理で殺人事件を解決に導く痛快な作品ばかりですよ。逆転のどんでん返しの面白さの「穴」、姉弟が悪漢に立ち向かう連係プレイの巧みさで「悪漢追跡せよ」、少年が田舎の美少女の為に奮闘して真犯人を突き止める「銅の魚」、女子生徒が真面目な同級生男子を助ける「そのとき10時の鐘が鳴った」と読み心地満点ですよ。

  • さっちゃん

    子ども達が主人公の子ども謎解きミステリー。1巻は『穴』『悪漢追跡せよ』『銅の魚』『そのとき10時の鐘が鳴った』の4編。/昭和の香りプンプンでしっかり殺人事件も起きる。今どきの子ども達がこの世界観にすんなり入り込めるかどうかわからないけれど、ページ数も少ないしあまり読書慣れしていなくても大丈夫そう。『悪漢追跡せよ』がスリルがあって面白かった。 #NetGalleyJP

  • りらこ

    昭和の香りがするけれど、人の気もちは変わっていないことがわかる。子どもたちが謎を解きながら垣間見る大人の世界と成長。大人が読んでも面白い。作者の仁木さんは、日本のクリスティーと呼ばれていたそう。確かに。

  • timeturner

    子ども向けの短編ミステリー4編を収録。スタイリッシュな装幀に惹かれた。いずれも子どもの視点で書かれているので、言葉や表現はやさしく、端的に書かれているので大人にはちょっと物足りない。とはいえトリックや謎解きのレベルは大人にも充分に通用するレベルだ。子どもならではの直情径行なところがあるので保護する立場としてはドキドキさせられるけど、逆にそれが面白さにつながっている。少年探偵団的な冒険ミステリーとしての魅力というのかな。

  • 小梅さん。

    子供たち、ひたむきで可愛いのだけれど、本当の「悪漢」にすら臆せず追跡しちゃったりするからちょっとハラハラ。 でも、その「追跡」がいい結果につながるのが嬉しい。 仁木悦子さん、やっぱり大好き。

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