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私たちに名刺がないだけで仕事してこなかったわけじゃない 韓国、女性たちの労働生活史

京郷新聞ジェンダー企画班

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784479394570
ISBN 10 : 4479394575
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

彼女たち一人一人が、一冊の本だった。「すごくならなきゃどうするのよ」激動の時代、透明化された女性たちの途方もない労働。韓国で報道賞多数受賞のインタビュー集。

目次 : Prologue ありふれた声を求めて/ WAY TO WORK 出勤一日目 ほら見ろ、これが女性たちの人生だぞ。/ WAY TO WORK 出勤二日目 私たちが働いていないだと?/ WAY TO WORK 出勤三日目 男尊女卑からフェミニズムまで/ WAY TO WORK 出勤四日目 ここは都会と違うんです/ WAY TO WORK 出勤五日目 今日も出勤する女性たち/ Epilogue 彼女たち一人一人が、一冊の本だった

【著者紹介】
すんみ : 翻訳家。早稲田大学大学院文学研究科修了

尹怡景 : 韓国・ソウル生まれ。慶応義塾大学大学院で文化人類学を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Roko

    外で働くのは男性、家事一切と育児をするのが女性という考え方が、韓国ではずっと当り前でした。結婚して子供が生まれて、夫がちゃんと稼いでいてくれればいいのですが、稼ぎが悪かったり、働かなかったりする夫の代わりに必死に働く女性が多くいました。もちろん家事も、子育ても、親の介護もしながらです。妻がどんなに働いても、家の所有権も、会社の社長という身分も、すべて夫のもの。妻には自由に使える時間もお金もない。それが当たり前の事でした。(ああ、日本も同じでしたね)

  • 二人娘の父

    社会の見えないものにされてきた「女性の労働」。当事者の語りからその実態と思いを可視化して、「ここに女性がいるのだぞ」という旗を掲げる。このような企画が成立し、書籍化され、海を渡って日本語訳が出版された事実に、心からの敬意を贈らせてもらいたい。50~70代の韓国女性たちが、韓国社会のなかで客観的にどのような位置を占めるのか。それは統計情報によって明らかにされる。コロナ禍によってエッセンシャルワーカーへの注目は高まったが、その待遇は高まっていない。日本も同じ。そう日本と韓国の状況は酷似しているのだ。

  • 「1971年のアンケート調査では男性経営者の70%が『男性の能力は女性より優れている』と回答」…の国で、キム・ジヨンの母世代たちのインタビューに客観的データも加えた、まなざされなかった彼女らへ花を手向ける一心で作られた本。 慰めとエンパワメントになるのは勿論、バックラッシュも引き起こしそうな「ほら見ろ、これが女性の人生だぞ」という大胆な文言。 大丈夫、反発など叩きのめす勢いでどんどん行こう。アイスランドで「女性の休日」が行われる10月に読めて良かった。

  • nekomurice

    すごく良い本だった。聞くに耐えない状況のなか、生きる為に必死に働き、家族を支え、常に何かを学ぼうとするオンニたちに胸を打たれた。写真のオンニたちもとても良い笑顔。「人生そのものが立派な名刺」ほんとその通りだと思う。出勤三日目のスンジャさんの娘さんのお手紙に涙ポロリ。*苦しまずに、楽しく生きて。生きてみたら、人生は…そう長くないのよ。

  • Dwight

    夫婦の家事分担を「完全に」公平にする。たった今からやる。やれるはず。できない理由はない。できないのではなくやりたくないだけ。今でも多くの夫婦で家事分担は不公平のままで、夫は涼しい顔をして妻に不当な負担を押し付けて平然としている。と聞いていますが実態はどうなんですか。♪ぱわーとぅーざぴーぽー

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