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ひどい民話を語る会 角川文庫

Natsuhiko Kyogoku

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041166017
ISBN 10 : 4041166012
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

メジャーな昔話の陰には数々の「ひどい民話」が埋もれている。妖怪を愛好する面々が縦横無尽に語る、知られざる民話の世界。全国各地から選りすぐりの民話を紹介する、

【著者紹介】
京極夏彦 : 1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家、お化け友の会代表代行。94年『姑獲鳥の夏』でデビュー。2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木三十五賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞など受賞多数

多田克己 : 1961年、東京都生まれ。作家、妖怪研究家。デザイナーを経て文筆家となる。読売・日本テレビ文化センターにて妖怪学に関する講座の講師を務めている

村上健司 : 1968年、東京都生まれ。ライター。お化け友の会世話役。日本全国の妖怪伝承地を巡る趣味が高じて文筆家となる

黒史郎 : 1974年、神奈川県生まれ。作家。2007年「夜は一緒に散歩しよ」で「幽」怪談文学賞長編部門大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 優希

    これは本当にひどいですね。下ネタ多い、汚い、オチなし。民話の下品さ満開です。よく分からない話も多いから、そういう意味でひどいと言ってるのでしょうか。しょうもないので暇つぶしにはいいかもしれません。

  • へくとぱすかる

    すごいねぇ、「ひどい」ってそういう意味。昔話の絵本だと絶対に出てこないようなビロウな話、よく知られた話の別ヴァージョンの下品さ満載。笑いながら読んだけど、実はこういう今までネグレクトされてきた一面こそが、民話の民話たるエネルギッシュで重要な部分なんだろう。こんな話を収集するには地方小出版を丹念に探すのが近道らしい。全国的には広がっていないような。柳田民俗学がこういう部分を落としてきたというのはわかるような気がする。佐々木喜善ならどうしたかな。桃太郎が金太郎より新しいとは意外。物語の完成度が高いからか。

  • 備忘録

    息抜きに読むのに丁度よいくらいに、しょーもない民話の数々 個人的には凄く好きな本

  • Porco

    ひどい民話を語る妖怪狂いおじさん4人組の対話集。汚ったない話が多いが単純にオチも無ければよく分からない話も多く、そういう意味でひどい民話というタイトルなのだ。わけわかないオチも無いし学びも薄いダメダメな話ばかりだが、その愚かさの加減が妖怪にも通じるところがあって彼らは好きになったんだなと感じる。みとこうもん,逆さ犬,半グレ桃太郎,屁ひり名人の話は、いやこんな馬鹿馬鹿しい話があるんだぜと、許される面子の集う酒の席で一席ぶちかましたくなる。コロコロコミックが生き残っている世の中なら多分まだ笑いを獲れる。

  • ドラマチックガス

    本のタイトルに厳しい(こだわる)方だと自覚している。読書メーターでも「タイトルに偽りあり」的なコメントを何度か書いた。でも読んでみて「タイトル通りじゃないか!!」と憤ったのは初めて。語られる民話、本当にひどい!!(褒め言葉) しかも語る顔ぶれがすごいので、それらがただの悪趣味ではなく提示される。「すごい大人の真面目な悪ふざけ」の真骨頂を見た気分。小学生的下ネタも大好物だけど(小学生の息子は大爆笑していた)、理不尽系も面白いなぁ。「シュール」ブームを百年単位で先取りしていた。

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