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東京の鉄道ネットワークはこうつくられた 交通新聞社新書

交通新聞社

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784330571157
ISBN 10 : 4330571153
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

東京都心と郊外とを結ぶ通勤輸送の抜本的改善策として、放射状に東海道線(神奈川)・中央線(東京西部)・東北線(埼玉)。常磐線(茨城)・総武線(千葉)へと延びる国鉄線での「東京五方面作戦」が始まったのは1964年(昭和39年)。それは民鉄・地下鉄・第三セクターにまで拡がり、街のグランドデザインをも大きく変え、今や人口3200万人の大東京圏を作り出した。本書では、江戸1里半の時代を端に、明治維新後の鉄道開業前夜から今日までの東京の鉄道と街の発展の歴史を振り返り、先人たちの知恵と苦労の積み重ねを多角的に知ることで、少子高齢化時代の大東京とそれを支える鉄道のあるべき姿を探って行く。

目次 : 第1章 東京都市鉄道、基礎的ネットワークの誕生/ 第2章 地下鉄との相互直通運転を提言、都市交通審議会答申第1号/ 第3章 通勤輸送対策を柱に、石田禮助国鉄総裁の決断/ 第4章 東京から大東京へ、国鉄の東京五方面作戦/ 第5章 拡がり行く大東京、民鉄の東京五方面作戦/ 第6章 鉄道自営電力の確保、信濃川水力と川崎火力/ 第7章 変化への対応、これからも続く東京五方面作戦

【著者紹介】
高松良晴著 : 元・日本国有鉄道建設局技師。技術士(建設部門)、土木学会名誉会員。1939年生まれ、1962年日本国有鉄道入社、東日本旅客鉄道、日本鉄道建設公団と40年余りにわたり、主として鉄道建設および改良工事に従事。その間、運輸省国有鉄道部技官として国鉄改革法案審議に参画し、最後の鉄道現場は、鉄道主任技術者としての埼玉新都市交通(ニューシャトル)。参加調査(2014年度):「埼玉県公共交通調査委員会(地下鉄8号線・12号線延伸)」および「さいたま市地下鉄7号線延伸検討会議」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mazda

    かなりマニアックな鉄道歴史本です。標準軌と狭軌が入り混じってしまったのは、日本の鉄道にとっては損害だったなと思います。

  • ひじき

    東京生まれ/鉄子/歴史バフとしてこれは素通りできない。しかしマニアックすぎた! けっきょくは興味あるところだけ拾い読み。東京の公共交通網構想は、江戸から東京、つまり封建都市から近代都市への改造の延長線上にあった。なので当初は諸外国から技師が参画し、多くの成果を残した。一例はあの素晴らしい東京駅。設計に携わったドイツ人技師バルツァーは違和感のない和風外観を提案したが、設計を受け継いだ辰野金吾は駅レイアウトはバルツァー案を採用しつつ、外観はルネサンス式に改めた。結果オーライである。こういう話はもっと知りたい。

  • 超運河 良

    東京の鉄道もは一見して複雑に見えても乗り換えりことによって最短で目的地へ行けるように複複にされている。鉄道が素晴らしいのは競争がない!鉄道の線路を引張た時点で線路を通る地域は実質独占になって行く。線路は長い不動産所有になるので駅を作ることで資産があがる!都内の高級地を囲むような山手線は全て不動産から人も全て独占できる!大きく見ると東京から大阪、福岡を行く新幹線は日本横断を独占、競争がなく、飛行機より便利なので値段は言い値で決めれて強い。飛行機より少し安く便利という強み!鉄道ビジネスは独占力満載!

  • 四季 彩

    とても良い本だった。この厚さに国鉄等の歴史や写真をまとめたのはすごいと思う。

  • tako

    どっちかというとリファレンス的に使う本かな。方面別・国鉄私鉄に分けられてるので体系的な理解には向かない。地図がほぼないのはちょっとどうかと思う

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