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ISBN 10 : 4419067527
Content Description
本書は終身雇用制と家長制度が育んだ忖度に根差した粉飾と、急増する海外子会社での粉飾を、事例中心に徹底究明する。粉飾は経営者に対する忖度が主動機になるが、経営者の管理軽視と粉飾に目を瞑る自己正当化が、内部統制を無効にして粉飾を蔓延させる。
目次 : 第1章 序説(忖度と粉飾/ 粉飾のネットワーク/ 忖度と自己正当化/ 国際化に伴う海外子会社での粉飾)/ 第2章 経営者に忖度した粉飾の事例研究(株式会社加ト吉の粉飾/ 株式会社リソー教育の粉飾/ 株式会社東芝の粉飾/ ブロードメディア株式会社の粉飾/ 事例のまとめ)/ 第3章 海外子会社などでの粉飾事例の研究(沖電気工業株式会社の粉飾/ 株式会社レスターホールディングス(旧株式会社UKC)の粉飾/ 株式会社MTGの粉飾/ ユー・エム・シー・エレクトロニクス株式会社の粉飾/ 本章事例のまとめ/ 事例から見る三様の監査制度と効果について)/ 第4章 粉飾発見のための財務分析法(通常の財務分析法/ 粉飾発見に効果的な分析法/ 判別式による評価法/ 人工頭脳(AI)による粉飾発見法について)/ 第5章 グラフによる売上債権異常発見法(はじめに/ 短期・長期債権への分割/ 回転期間及び勾配による売上債権回収状況の分析)
【著者紹介】
井端和男 : 1957年一橋大学経済学部卒業。同年4月日綿実業(現双日)入社、条鋼鋼管部長、国内審査部長、子会社高愛株式会社常務取締役などを歴任。1991年7月公認会計士事務所を開設。資格:公認会計士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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