Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• mstr_kk

  読了日：2020/03/01

  アメリカ大統領選挙に関して、さまざまなデータをくわしく分析した、ありがたい本です。

• 田中峰和

  読了日：2017/03/24

  ２０００年以降の大統領選挙における分裂が、階層、人種、性別、様々な亀裂の現象を数字やグラフで読み解かれる。米国分裂に最も影響を与えるのは、移民の比率であろう。中南米からの移民は増大し、黒人の数を超えた。州別で選挙の勝敗が決まるので、州単位の選挙人数の増減は重要だ。イリノイ、ニューヨークなどは減少し、テキサス、フロリダが増え続けるのは移民の影響も大きい。現実は黒人に比べヒスパニックの投票率が極めて低いのも面白い現象。１６年の選挙はトランプ、サンダース、２人のアウトサイダーが注目された。これも分裂現象の一つ。

• K

  読了日：2018/06/04

  近年の大統領選挙の各候補の得票を、州や地方の他、年齢、性別、人種、収入、学歴といったいろんなファクターから分析し、アメリカ国民の間で属性別の分裂が進んでいる様をデータで示す。各州の選挙人数は人口に比例し、今後民主党への投票傾向が見られる移民の影響で南部の人口が増えていき、テキサスがスイングステートにでもなるようなことがあれば、共和党にとって悪夢のシナリオ、と何回か繰り返されていて否応無しに印象に残った。

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