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ソーラー・デジタル・グリッド 卒fitで加速する日本型エネルギーシステム再構築

井熊均

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784526080586
ISBN 10 : 4526080586
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

スマートシティ実現を下支えするエネルギー基盤。VPP始動、MaaSの実装、次世代農業への適用、レジリエンス強化。太陽光発電とEVの超分散・高密度ネットワークが拓く!

目次 : 第1章 検証日本版FITの功罪(FITの歴史/ 混乱の中で始まった日本版FIT/ 巨額の負担と限られた成果)/ 第2章 電力システムをめぐる10年間の潮流(電源競争力の大変革/ 電力会社の苦戦/ 塗り替わった市場勢力図/ AI/IoTとの接続/ 顕在化した気候変動の脅威)/ 第3章 立ち上がるソーラー・デジタル・グリッド(SDG)(再生可能エネルギーの評価/ 卒FIT、4つのシナリオ/ Solar Digital Grid(SDG)のシナリオ/ SDGとスマートシティ)/ 第4章 SDGが創り出すエネルギービジネスの生態系(日本の資源が生きるSDG/ SDGが創るビジネスエコシステム/ コンペでプロジェクトを立ち上げる)

【著者紹介】
井熊均 : 株式会社日本総合研究所専務執行役員。1958年東京都生まれ。1981年早稲田大学理工学部機械工学科卒業、1983年同大学院理工学研究科を修了。1983年三菱重工業株式会社入社。1990年株式会社日本総合研究所入社。1995年株式会社アイエスブイ・ジャパン取締役。2003年株式会社イーキュービック取締役。2003年早稲田大学大学院公共経営研究科非常勤講師。2006年株式会社日本総合研究所執行役員。2014年同常務執行役員。2017年、現職。環境・エネルギー分野でのベンチャービジネス、公共分野におけるPFIなどの事業、中国・東南アジアにおけるスマートシティ事業の立ち上げなどに関わり、新たな事業スキームを提案。公共団体、民間企業に対するアドバイスを実施。公共政策、環境、エネルギー、農業などの分野で70冊を超える書籍を刊行するとともに政策提言を行う

瀧口信一郎 : 株式会社日本総合研究所創発戦略センターシニアスペシャリスト。1969年生まれ。京都大学理学部を経て、93年同大大学院人間環境学研究科を修了。テキサス大学MBA(エネルギーファイナンス専攻)。東京大学工学部(客員研究員)、外資系コンサルティング会社、Jリート運用会社、エネルギーファンドなどを経て、2009年株式会社日本総合研究所に入社。専門はエネルギー政策・エネルギー事業戦略。著書に「エナジー・トリプル・トランスフォーメーション(第40回エネルギーフォーラム賞「普及啓発賞」)」など

木通秀樹 : 株式会社日本総合研究所創発戦略センター部長(IoT推進担当)。1997年、慶応義塾大学理工学研究科後期博士課程修了(工学博士)。1988年石川島播磨重工業(現IHI)入社。ニューラルネットワークなどの知能化システムの技術開発を行い、環境・エネルギー・バイオ関連の制御システムを開発。2000年に日本総合研究所に入社。現在に至る。再生可能エネルギー、水素関連の技術政策の立案、および再生可能エネルギー、エネルギーマネジメントなどの社会インフラIoTの新事業開発、スマートシティなどの都市開発事業を実施。2019年より東京大学先端科学技術研究センターシニアプログラムアドバイザー。公立諏訪東京理科大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • M_Study

    日本では太陽光発電が中心にならざるを得ないのはその通りで、普及のための様々なアイデアがあるのはいいことだと思う。本書の個人へのポイント付与も含めたアイデアは面白いと思うが利害関係者が多すぎてまとまらなさそうな気がする。都市部に多い集合住宅でどのように太陽光発電を設置利用するかについての提言もあると良かった。

  • Haruki

    FIT制度が一つの区切りを迎えている今、次に日本が目指すべきソーラーシステムの在り方を想像したときの一つの形を提示しようとする本。そのアイデアはシンプルで、分散型電源としてソーラーをベースに需給平滑化策としてのEV(蓄電池)、熱利用、冷蔵庫利用をネットワークとして構築・管理(ブロックチェーンを利用)することで、自然環境依存型のスマートシティが構築できる、とする。その実現に向けては、エコシステム構築の各段階で必要になる事業者を立ち上げ、コンペ等でサイクルを回しながら作れるだろうという楽観論に立つ。

  • MADAKI

    【アイデアとして面白い】分散型のルーフトップ型PV(太陽光発電)をエネルギーミックスの主軸に据え、供給のボラティリティをEVや家電で吸収する需給マッチングシステムを提唱する。本当にユーザがそれを使うのかという疑問はあるが、アイデアとしての面白さを評価したい。

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