分析化学 1

大学学部学生に最適なテキスト。分析化学の基礎をなす部分をやさしく解説した教科書であるが、基礎的事項については化学を理解し、利用するうえで役に立つということに比重をおいて説明してある。また、手法については伝統的なものだけでなく、新しい方法も取り入れ、バランスよく配置した。

目次 : 定量のしくみ/ 酸塩基反応と中和滴定/ 錯形成反応とキレート滴定/ 酸化還元反応と滴定への応用/ 固‐液平衡とその応用/ 溶媒抽出分離/ 電気化学分析の特徴と種類/ 電位差分析法/ 電解分析法/ ポーラログラフィーとボルタンメトリー/ 電導度分析法/ クロマトグラフィーの仲間/ ガスクトマトグラフィー/ 高速液体クロマトグラフィー/ ＳＦＣとその他のクトマトグラフィー/ キュピラリー電気泳動

【著者紹介】
井村久則 : 理学博士。１９７６年金沢大学理学部化学科卒業。１９８１年東北大学大学院理学研究科化学専攻博士後期課程修了。１９８１年東北大学理学部化学科助手。１９８９年茨城大学理学部化学科助教授。１９９５年茨城大学理学部地球生命環境科学科教授

鈴木孝治 : 工学博士。１９７７年慶應義塾大学工学部応用化学科卒業。１９８２年同博士課程修了。１９８２年慶應義塾大学理工学部助手。１９８８年同大学専任講師。１９９３年慶應義塾大学理工学部助教授

保母敏行 : 工学博士。１９６３年東京都立大学工学部工業化学科卒業。１９６８年同大学大学院工学研究科博士課程修了。１９６８年東京都立大学工学部助手。１９８５年東京都立大学工学部助教授。１９８７年東京都立大学工学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）