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知られざる巨大企業 日本郵政上場

井手秀樹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492502693
ISBN 10 : 4492502696
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

22万人の超巨大民間企業2015年秋上場!改革論でもない、礼賛でもない、経済学者によるフラットな企業分析。

目次 : 第1章 誕生、民営郵政(郵政公社へ/ 郵政公社の経営 ほか)/ 第2章 創業から民営化へ(前島密のチャレンジ精神/ 郵便の始まり ほか)/ 第3章 実力の検証―郵便、郵便局(郵便物の種類と商品/ 年間に配達される郵便物数 ほか)/ 第4章 実力の検証―ゆうちょ銀行(ゆうちょ銀行とは/ ゆうちょ銀行のライバル ほか)/ 第5章 実力の検証―かんぽ生命(生命保険が好きな日本人/ かんぽ生命ってどんな会社? ほか)/ 第6章 実力の検証―不動産事業(駅前の一等地/ 莫大な保有資産の活用 ほか)/ 第7章 海外の郵政事業(欧州の自由化の波/ 自由化後の欧州 ほか)/ 第8章 日本郵政の明日を担うもの―明るい未来を(超巨大企業グループ/ 郵便・郵便局事業の成長戦略 ほか)/ 第9章 上場へ(民営化―相次ぐ株式公開/ 日本郵政株式処分の経緯 ほか)

【著者紹介】
井手秀樹 : 慶應義塾大学商学部教授。1949年福岡県生まれ。神戸大学大学院経済学研究科修了後、三菱総合研究所等を経て、1996年に慶應義塾大学商学部教授に就任。ビジネスブレイクスルー大学客員教授を兼任。2012年原子力発電環境整備機構(NUMO)理事。2013年より公益事業学会会長。日本経済政策学会常務理事、郵政行政審議会委員などを歴任。現在、情報通信審議会など多数の審議会の委員を務める。1999年郵政大臣賞を授賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 乱読家 護る会支持!

    2015年に日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命が株式上場される。国の見込みでは売却益は4兆円で、東日本大震災の復興に使われるらしい。コラム記事より。郵便設立時の飛脚との争い。会社の金を預かる預金と個人のお金を貯える貯金。年賀状は江戸時代に飛脚が作った文化を引き継いだ。ポストが赤くなかった時代、公衆便所と勘違いして立ちションベンをする人が多かったとか、、、、しかし、従業員22万人の郵政が民営化されたら、いろいろなビジネスモデルが考えられそうやけど、今の郵政に自由な発想ができる企画マンはいないような、、、

  • ☆ツイテル☆

    フライヤー

  • Kentaro

    ダイジェスト版からの要約 日本郵便株式会社の経営理念は、顧客一人ひとりの多様なライフスタイルやライフステージに応じたさまざまな商品・サービスを提供することにより、顧客が安全・安心で、快適・豊かな生活・人生を実現することをサポートするトータル生活サポート企業を目指すことが明記されています。国内最大の“コンビニエンスネットワーク”郵便局が動き始めたといえます。郵便局ネットワーク総数は約24,000局とセブンイレブンを上回ります。地方では確実に、郵便局ネットワークはライフラインとして重要性を増していくでしょう。

  • nnstp

    良書。日本郵政上場に合わせて、今までの取り組み、現在の持ち札(ゆうちょ・かんぽ)の状態、海外の郵便業と上場・民営化・関係性(M&A・提携)、これからの日本郵政、と章立てて、どれもこれも面白い。筆者の観点も所々含まれるが、明確な数字と根拠が本文からも読み取れる。あと、途中のコラムもタメになるし、読みやすい。日本郵政という一企業に対して、今後も非常に興味が沸く一冊である。個人的にはデビットカードが今後熱くなったりしないかなと考えているので、ゆうちょあたりで面白い取り組みあればなと注目したい。

  • kota

    日本郵政と聞くと何だかよく分からない人もいるかもしれないが、郵便局、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を有する超巨大企業グループである。本書の発行は2015年4月。発行当時の未来予測には誤りがあるかもしれないが、発行当時から過去に至る道は一本。つまりは、歴史を知るには十分だ。ユニバーサル・サービス義務とは。郵便創業の父とは。民間の金融機関にできないけど郵便局がやっていることとは何か。郵便局ネットワークは巨大であり、地域と強大なつながりを持っている。令和元年、不祥事が報道されていたが、この先どうなるか。

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