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同人音楽とその周辺

井手口彰典

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784787273178
ISBN 10 : 4787273175
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 【CONTENTS】 / 序章:本書の概要 / ■第1部:同人音楽 / 第1章:同人音楽への招待 / 第2章:概念としての同人音楽とその射程 / 第3章:同人音楽「と」ジャンル / 第4章:同人音楽批評は可能か / プロムナード A:音系同人活動の過去・未来−相川宏達氏インタビュー / B:表現のための「場」を求めて−寺西慶?氏インタビュー / ■第2部:同人音楽の周辺 / 第5章:現代的想像力と「声のキャラ」 『初音ミク』について / 第6章:オンライン世界での協働 「組曲『ニコニコ動画』台湾返礼」について / 第7章:純愛者であることの困難 アマチュア音楽について / 終章:ふたたび、同人音楽

【著者紹介】
井手口彰典 : 1978年、広島県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。2007年10月から鹿児島国際大学福祉社会学部専任講師。専門は音楽学・音楽社会学、特に現代の音楽文化について。『ネットワーク・ミュージッキング―「参照の時代」の音楽文化』(勁草書房)で第25回「テレコム社会科学賞」奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • みかん。

    「推し活」という言葉が登場する以前までの煩悶が伺える一冊。聴いていて何となくいいなあ、というのが大事ですよ。

  • みかん。

    2012年初版。同人音楽の面白さはアニメやゲームといった二次元が三次元に受肉する面白さだと考えられます。

  • 愛楊

    2012年出版。収載されている論文のほとんどは書き下ろしではなく本書出版以前に著されたものである。著者の井手口教授との面談中に本書を勧められて読むことになった。インタビュー記事の音MAD論は貴重だと思う。ただ、本書の主眼である同人音楽の「降りやすさ」については、現在のシリアスレジャー概念との摩擦が予想されると思われる。どうやら「降りやすさ」は東浩紀の『動ポモ』から案を承けているらしく、本書では「降りやすさ」は同人音楽の特徴でもあるとされるが、その趣味の「シリアス」性はあまり論じられていないように思う。

  • 古戸圭一朗

    「同人音楽」についてのまとまった学術的成果は、おそらくこれ以外にあまりないだろう。私は同人音楽にはあまりなじみがなく、同人誌コミュニティの延長ないし派生的な領域として読んだ。同人音楽はDTM環境やボーカロイドなど、テクノロジーが、同人誌よりその発展に影響を与えてきたのかもなど思いつつ、同人誌に関しても色々共通しており示唆的なトピックが多い気がする。特に、第7章の「純愛者であることの困難」は、文化活動におけるアマチュアに焦点を当てており、「同人」に関わっていれば、読んでおきたい内容。

  • rararagi

    同人音楽を社会学的な観点から論じているような論じていないような本。同人音楽という文化がいかなる物か、改めて確認出来ます。同人音楽について色々考えてみたい人には良いかもしれません。ただ同人音楽が好きという理由だけでこの本を手に取ると辛いかも。

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