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クリエイティブ・ラーニング 創造社会の学びと教育

井庭崇

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784766425727
ISBN 10 : 4766425723
Format
Books
Release Date
February/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

クリエイティブ・ラーニング(創造的な学び)は、「つくることで学ぶ」という新しい学びのスタイルである。本書では、子どもたちの創造力を育む、クリエイティブ・ラーニングの可能性について、気鋭の研究者が、教育界のフロントランナーを迎え、徹底討論。読者のリアリティに新たな知をプラスする!

目次 : 序章 構成主義の学びと創造―クリエイティブ・ラーニング入門(井庭崇)/ 付録 クリエイティブ・ラーニングを支援するパターン・ランゲージ/ 第1章 これからの時代に求められる教育(鈴木寛×井庭崇)/ 第2章 自ら学ぶ学級をつくる(岩瀬直樹×井庭崇)/ 第3章 認知科学から見た学びと創造性(今井むつみ×井庭崇)/ 第4章 創造的な学びをつくる(市川力×井庭崇)

【著者紹介】
井庭崇 : 慶應義塾大学総合政策学部教授。1974年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、同大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。専門は、創造実践学、パターン・ランゲージ、システム理論。株式会社クリエイティブシフト代表、および、パターン・ランゲージの国際学術機関The Hillside Group理事も兼務。2009年にはマサチューセッツ工科大学スローン経営大学院Center for Collective Intelligence客員研究員、2018年にはオレゴン大学カレッジ・オブ・デザインPortland Urban Architecture Research Laboratory(PUARL)客員研究員として研究に従事。『プレゼンテーション・パターン』(慶應義塾大学出版会、2013年:グッドデザイン賞受賞)、『旅の言葉』(丸善出版、2015年:オレンジアクト認知症フレンドリーアワード大賞、グッドデザイン賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • かりん

    5:《「つくる」ことで学ぶ時代へ》理解度的な意味合いでいうと4くらいだが、こういった本を読み切った自分への今後の期待も込めて5。オンラインゼミの課題図書として手に取り、かなり頭がほぐされた。これからは創造教育の時代になる。パターン・ランゲージはとても興味深いが、こういうカード類は印象の割に使うのが難しい。この本からの膨大な学びをどう生かすかが大切。教育をする側ではなく、受ける側で読みがちな自分を発見した。memo…「創造」「つくる」とは「自己表現」ではない/日本は手段と目的が逆転しがち/作家の時間 E

  • 塩屋貴之

    面白かった。理論編と、実践に関する対談4本という豪華なつくり。パターンランゲージを用いることで実践を言語化しうる可能性が示されているところが魅力的だと思った。理論編では、ざっくり言えば経験主義的な教育についての思想史が展開されている。探究学習の指導工夫を考えている私にとっては、とても学びの多い一冊だった。柄谷行人が論じていたアレグザンダーも読んでみたくなりました。

  • 虎哲

    探究と創ることとは切り離せぬものだろうと期待を持って読んだ。私の期待を遥かに超える骨太な内容であった。井庭先生による「学び」についての理論まで射程に含めた詳細な序章、鈴木寛・岩瀬直樹・今井むつみ・市川力(敬称略)との対談が収められている。随所に私がその思想を学びたいと思っているデューイ・ヴィゴツキー・バフチンについて触れられていたのが非常に有難かった。充実した文献案内もあり次の学びに繋がる内容である。またパターン・ランゲージを作ること、それを基に対話することの有効性を知れたのは大きい。授業に取り入れたい。

  • mi78621

    ジェネレーターという言葉を初めて聞いたが、これからの創造社会において新しい教師の在り方の一つだなと勉強になった。つくることによる学びという視点はこれまでになかったが、確かに人は何かを作り上げる中で主体的になれるというのは納得がいく。分厚い一冊、借りて一通り読んだだけなので、自分で購入してじっくりと読みたい。

  • Takahiro Adachi

    600ページくらいある。膨大な情報量だが、つくることで学ぶ、クリエイティブ・ラーニングについて、哲学的視点や既存の理論からの説明など説得力があった。特にパターンランゲージという共通言語を何かを作るとき、協調する時などに活かす方法は面白い。教員→学習者、教授-学習の流れではなく、共に何かを生み出す存在として、これから教員は活躍できると知れた。

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