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大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる 角川文庫

井堀利宏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784046040572
ISBN 10 : 4046040572
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

成長が鈍化している国で公共投資を増やしても、国民の税負担が増えて消費に回るお金が減り、経済にはマイナス(「経済成長」)。金融活動が円滑に回るのは、銀行への預入と貸出が繰り返されることで、社会全体の預金額が当初の何倍も増えて信用が創造されるから(「金融政策」)。企業談合が繰り返し行われる場合、互いに相手を裏切らなければ、各社の利益が増大する(「寡占市場」)など、世の中の仕組みがよくわかる経済学の基礎20項目。

目次 : 第1部 経済学とは何か(ミクロ経済学とマクロ経済学)/ 第2部 ミクロ経済学(ミクロ経済学の基本/ 消費者はどう行動するのか/ 企業はどう行動するのか ほか)/ 第3部 マクロ経済学(マクロ経済学の基本/ GDPはどう決まるのか/ マクロ経済主体の行動 ほか)

【著者紹介】
井堀利宏 : 東京大学大学院経済学研究科元教授。政策研究大学院大学特別教授。東京大学名誉教授。1952年岡山県生まれ。東京大学経済学部卒業、ジョンズ・ホプキンス大学博士号取得。東京都立大学経済学部助教授、大阪大学経済学部助教授を経て、1993年東京大学経済学部助教授。1994年、同大学教授。1996年、同大学大学院経済学研究科教授。1993年〜2015年の22年間、東大で教鞭をとる。2015年4月より政策研究大学院大学教授。2017年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • esop

    経済学の基礎はこれ一冊で十分だときいて、、、。 概念や考え方はさらっと学べる。 ただ、これまで経済学に触れていないと、途中からついていけなくなるので注意!(わたしも置いてけぼりを喰らった) 財政赤字の考え方はハッとさせられた。よくない、大問題だ、というイメージだけれど、ケインズによれば完全雇用を達成するように総需要を管理することが大事なのであって、財政収支は必ずしも均衡させる必要はないんだって。 問題は完全雇用財政赤字。 マスコミによく煽られるが、概念や考え方をしっかり学んで判断できる人でありたい。

  • アルカリオン

    p40- 所得増加に伴う財の消費量の変動を「所得効果」という。主食としての米などでは所得効果はプラスであり、こうした財は正常財(上級財)と呼ばれる。主食としての麦などでは所得効果はマイナスであり、こうした財は劣等財(下級財)と呼ばれる▼リンゴが安くなれば、相対的にリンゴの消費量が増える。これを「代替効果」という。代替効果は常にプラス▼生活必需品の価格低下は所得効果をもたらす。正常財では二つの効果がともにプラスに働くが、劣等財では所得効果と代替効果が相殺しあうので消費量は増えることもあれば減ることもある。

  • ヤギ郎

    読み終えるまでに10時間はかからないが、理解し、自分のものにするまでは時間がかかるだろう。経済学の基本がぎゅっと一冊にまとめられている。高校の政治経済の内容をちょっと深掘りしたレベル。学術書(専門書)というよりは教科書のような構成になっている。各テーマごとに図(これが大事!)を掲載していて、ぱらぱらと目を通すだけでも経済学を少し掴むことができるだろう。それにしても、細かい情報を詰め込んでいるので普通の文庫本よりも文字が小さいように感じた。横書きで、ちょっと読みづらい。

  • (っ ॑꒳ ॑c)

    復習として読みましたが、経済学を初めて学ぶ人だと少し難しいように思います。最後の方に政権交代の時に財政赤字を増やすインセンティブが働くと書いてあり、なぜ同じ国の仲間のはずなのに足を引っ張るようなことをするのか疑問に思いました。

  • ブランノワール

    凄く勉強になりました。コロナ禍での経済対策について考えさせられました

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