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真田武士心得 1 右近純情 文春文庫

井原忠政

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167924065
ISBN 10 : 4167924064
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan

Content Description

井原戦国三部作、新シリーズ刊行!

真田昌幸の家臣だった鈴木主水は、名胡桃城事件の責任をとって割腹。遺児である鈴木右近には真田家家臣団から、厳しい目が向けられていた。
真田信之に仕えることとなった主人公・右近は、父母の無念を晴らすべく、怨敵を追う。恩義ある真田信之への忠誠をまっとうしようとした主人公が、貫いた「純情」とは――。

「三河雑兵心得」「北近江合戦心得」シリーズに続く「井原忠政戦国三部作」となる「真田武士心得」シリーズが堂々の開幕!

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yamatoshiuruhashi

    今度は真田ですか。三河雑兵心得の発展形で浅井、朝倉だけでは飽き足らず、真田にまで手を伸ばして、三社同時に同時代の別物語を進行させるという、この作家はなかなかのチャレンジャーである。どうやら真田昌幸の謀略で両親を攻め滅ぼされた6歳の主人公は真田信幸の家臣となり、仇敵の叔父を膺懲せんと修行に励む。そこに関ケ原。まだ本合戦まで話は進まないが、その前に徳川秀忠幕下で真田昌幸軍を相手に初陣に臨んだ17歳の主人公。さて今後どうなるかというところで終わり。三作の関連性を追いながら、面白いが頭は疲れる。

  • saga

    表裏比興者・真田昌幸に裏切られ非業の最期を遂げた鈴木主水と妻・志野の嫡男として、数奇な運命をたどるであろう小太郎(右近)を主人公に、著者の他シリーズを別視点から見る真田武士心得が始まった。鈴木一族の遺伝的特徴である長身と、不断の鍛錬でたくましく成長する右近だが、6歳から真田信之の小姓となり、関ケ原前夜の17歳になっても、叔父で仇敵の中山久兵衛を討ち果たす気持ちだけが先行する。剣の師匠・柳生宗章から、あの沢庵和尚と直々の問答を設定されても心の成長が今一つな右近が、戦国の世でどう揉まれるか楽しみだ。

  • やま

    戦国三部作の新シリーズ。名胡桃城事件で遺児となった右近。心に闇を抱えながら成長していく?物語。茂兵衛も登場し、面白い内容でした。

  • コニタン

    鈴木右近主役の面白いシリーズが始まりました。信幸と稲姫に可愛がられ、柳生宗章が惚けた剣の師匠で愉快です。一気読みしてしまった。

  • coldsurgeon

    井原戦国物の第三シリーズ。上野の国名胡桃城事件は、豊臣秀吉の北条征伐の引き金になったのだが、その城主の忘れ形見が主人公となる。史実に残るが、ほとんど記録がない人物を、野太刀をふるう大男として、戦国時代末期を疾走する姿で描く。敵討ちと主への忠義の狭間で、魂の成長談となるようだ。

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