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三河雑兵心得 奥州仁義 双葉文庫

井原忠政

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575671834
ISBN 10 : 4575671835
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan

Content Description

秀吉の命令により、北条氏の旧領である関東に移封となった徳川家。家康に従い、一族郎党を引き連れて江戸にやってきた茂兵衛だが、辺りは葦が生い茂る湿地ばかりのうえ、あちらこちらで土を掘ったり埋めたりと喧しい。そんな中、陸奥国、南部家の家臣、九戸政実が秀吉の奥州仕置に異を唱え反旗を翻した。井伊直政の寄騎として出陣することになった茂兵衛は、家康から例によって難題を押しつけられる。戦国足軽出世物語、反乱勃発の第十三弾!日本ど真ん中書店大賞2023受賞!

【著者紹介】
井原忠政 : 2000年に、脚本「連弾」が第25回城戸賞に入選し、経塚丸雄名義で脚本家デビュー。2016年『旗本金融道(一)銭が情けの新次郎』で時代小説デビューし(経塚丸雄名義)、翌年、同作で第6回歴史時代作家クラブ新人賞を受賞した。2020年、ペンネームを井原忠政に変えて歴史時代小説「三河雑兵心得」シリーズの刊行を開始。同シリーズで『この時代小説がすごい!2022年版』文庫書き下ろしランキング第1位を獲得する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ねこ

    三河雑兵心得も13巻。茂兵衛も三千石の領主で表紙も凛々しい姿だ。綾女との再会も果たし、駿府から江戸への46里(186キロ)に及ぶ引っ越し。辰蔵家(10名)、丑松家(10名)含め120名の大引っ越し!半月がかりでえらいこっちゃ!そして、茂兵衛は、みちのく衆との再仕置軍で戦。おまけに家康からは「表面上は働いているように見せかけてその実なにもするな」と無理難題。やってられないなぁ。…今この感想を書いてるのが東京から名古屋に向かう新幹線の中。現代は新幹線で約1時間半。当時は引っ越しのサカイも無いしみんな大変だぁ。

  • 榊原 香織

    シリーズ13 すっかり出世したなモベエ 奥州仕置きで東北へ。九戸政実の反乱を鎮圧に。 井伊直政と蒲生氏郷がめっぽう気が合う、て、ありそう。 まあまあ面白い。出世する前の方がもっと面白かったが

  • のり

    前作で「綾女」とのまさかの再会を果たした「茂兵衛」達の事が気になっていたが、意外に素っ気なかった。時がない事もあり仕方なかったが、本音も解り良かった。領地替えで江戸に移る事になった徳川家の大所帯。生半可の事ではない。さらに「秀吉」の奥州仕置に反感を持った「九戸」征伐の為に大軍で押し寄せるが…「秀次」の凡庸が目に付く。義に欠ける行いには幻滅。今回も大変なお役目だった茂兵衛。

  • はにこ

    茂兵衛たちは江戸に転居。徳川一門の引越し。想像するだけでもすごそう。まだ発展途上の江戸に住むって大変だっただろうな。水を毎日運ぶ苦労を想像した。茂兵衛たちは九戸討伐のために東北へ。殿の無理難題のお題を何とかクリアできたのではないかな。戦場に立つ辰蔵がいないのがさみしい。

  • ケイト

    徳川家の国替えで一族の大移動が始まった。湿地だらけの江戸を大都市にした家康、家臣も優秀だったんだね。またまた茂兵衛は、家康に無理難題を押し付けられる『奥州仕置』秀吉も大概な人だと思うけど、秀次はその上をいくぐらい残酷な人。これじゃーなぁ〜。九戸家家臣の親子の生き様を見せられて、茂兵衛が最後に下した温情とは・・・天晴れ、天晴れ、さすが茂兵衛だらー。こんな茂兵衛なら娘彩乃の気持ちも理解するに決まってるだらー。

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