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三河雑兵心得 十四 豊臣仁義 双葉文庫

井原忠政

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575672046
ISBN 10 : 4575672041
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan

Content Description

太閤秀吉の居城となる伏見城の普請が進む中、盗賊石川五右衛門が京の三条河原で釜茹での刑に処せられた。凄惨な光景に茂兵衛も顔を顰めるしかない。無謀な「唐入り」も強行し、最近の秀吉はさすがにおかしい。暗澹たる茂兵衛にさらなる追い打ちがかかる。小田原の大久保忠世が危篤だというのだ。長く一緒に戦ってきただけに忠世とは愛憎半ばする仲である。今生の別れを告げるため、鉄砲百人組を引き連れて東海道を急ぐ茂兵衛だが、途上、何者かの襲撃を受ける。戦国足軽出世物語、不協和音響く第十四弾!

【著者紹介】
井原忠政 : 2000年に、脚本「連弾」が第25回城戸賞に入選し、経塚丸雄名義で脚本家デビュー。2016年『旗本金融道(一)銭が情けの新次郎』で時代小説デビューし(経塚丸雄名義)、翌年、同作で第6回歴史時代作家クラブ新人賞を受賞した。2020年、ペンネームを井原忠政に変えて歴史時代小説「三河雑兵心得」シリーズの刊行を開始。同シリーズで『この時代小説がすごい!2022年版』文庫書き下ろしランキング第1位を獲得する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 榊原 香織

    シリーズ14巻目 主人公たちのからみが現代的で面白い。伏見城建設〜地震で倒壊、まで

  • ねこ

    三河雑兵心得14巻。17歳で雑兵だった若き茂兵衛も今や三千石50歳近くの領主で威風堂々。騎馬も雷から仁王と乗継ぎ、その仁王も12歳の老馬になりながらも茂兵衛と共に老体に鞭打ち頑張ってる。相変わらず随所随所に雑兵心得がある。夜の張り番の眠らない心得は歩くことだ。自分の持ち場をぐるぐると歩き続ければ睡魔とも戦えると。また、茂兵衛の時代では「武士」とは徒士武者や足軽はもちろん、野伏や浪人も含まれるが「侍」は武士のうちの上位階級者を指す印象でざっくり「騎乗の身分」以上だって。このような細かなトリビアがあるのが好き

  • のり

    豊臣の天下に翳りの兆候。「秀吉」乱行が原因。惣無事令の下で戦が無くなりつつあるが、小田原の残党が蔓延る。「家康」の命で大久保当主「忠世」を見舞いながら奮闘する「茂兵衛」。しかし、代償を払うかたちに…歳を重ねると別れも多くなってきた。古狸二人の裏での攻防。この先の大一番に向けて耐え忍ぶ家康。

  • はにこ

    もうすぐ秀吉の時代が終わる。秀吉は暴走しだした。残酷な刑で処罰を行ったり、親族を逆賊と決めつけ切腹においこんだり。。生い先が短くなってきたための焦りなのかな。茂兵衛も50に近づき、かつて共に戦ってきた人が少なくなっているのがさみしい。世代交代も粛々と行われている。この先どうなるのかが楽しみ。

  • shincha

    久しぶりに茂兵衛に会えて、楽しかった。秀吉が年老い、益々周りに対して疑心暗鬼になり、裸の王様に近づいて来ている。石田三成が登場し、加藤清正が登場し、益々目が離せなくなって来た。高校時代に日本史の先生が大嫌いで、その影響で、全く日本史を勉強して来なかった。後悔先に立たず…今から、読書で日本史を勉強しなおそう。

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