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三河雑兵心得 十六 関ケ原仁義 中 双葉文庫

井原忠政

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575672497
ISBN 10 : 4575672491
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan

Content Description

九死に一生を得た茂兵衛の傷も癒えたころ、会津征伐の陣触れが諸大名に下された。上杉景勝の戦支度を糺す家康の書状に、上杉家家老の直江兼続が無千万礼な返書を寄越したのだ。だが、江戸を経て会津に迫らんとした矢先に、石田三成挙兵の報が舞いこむ。家康はすぐさま北上を中止し、畿内にとって返して三成を討つことを決意する。茂兵衛率いる鉄砲百人組は、先鋒の福島正則、黒田長政の猛将たちとともに、東海道を西へと奔る。戦国足軽出世物語、風雲急を告げる第十六弾!

【著者紹介】
井原忠政 : 2000年に、脚本「連弾」が第25回城戸賞に入選し、経塚丸雄名義で脚本家デビュー。2016年『旗本金融道(一)銭が情けの新次郎』で時代小説デビューし(経塚丸雄名義)、翌年、同作で第6回歴史時代作家クラブ新人賞を受賞。2020年、ペンネームを井原忠政に変えて歴史時代小説「三河雑兵心得」シリーズの刊行を開始。同シリーズで『この時代小説がすごい!2022年版』文庫書き下ろしランキング第1位を獲得、日本ど真ん中書店大賞2023を受賞する。2025年、原作とシナリオを担当した漫画『羆撃ちのサムライ』(作画・本庄敬)が第54回日本漫画家協会賞のまんが王国・土佐賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ねこ

    三河雑兵心得の16巻。54歳の茂兵衛も家康側近として5千石の侍大将。前回顔面に真一文字の刀傷を受けまだまだ体調は万全ではないが今回も大いに活躍する。今回、茂兵衛は家康からまたまた無理難題を押しつえられる。豊臣との戦いに味方の福島と池田の武功が大きくなり過ぎないようにし、尚且つ平八郎の暴走も止めながら勝利せよと。戦さの戦闘力、鉄砲隊の統率力、育成力もさることながら格上に対しての交渉力も長けている。茂兵衛超優秀。ただ、最後に自分で死亡フラグ的な事を呟いている。関ヶ原本戦まであと17日。大丈夫か?茂兵衛。

  • 榊原 香織

    シリーズ16最新作 関ケ原あとほんの少し

  • みゆ

    いつも楽しみにしてる表紙。歳を感じさせる顔になってきましたが、顔真一文字の傷と意気軒昂な姿がいいですね('∇^d)☆!! 今巻ではハチャメチャ平八郎とやり取りが楽しくコメディみたい(o^^o) 毛嫌いしてた出っ歯の婿殿も意外とマトモでいい相棒になってます。関ヶ原本戦まであと少し、がんばれ茂兵衛ヽ(^o^)丿

  • saga

    朝廷・豊臣家から公式に会津(上杉)征伐を認められた家康が東北へ下る。その間に石田三成が蜂起したことは史実である。すでにこの頃、徳川家内の若い世代は家康を神格化していた。対して茂兵衛を始めとした古参の家臣は人間・家康を知っており、天下取りに向けて最後の最後まで状況判断に悩み、調略に費やしていたとする書きぶりが面白い。本巻では、竹ヶ鼻城の戦いを中心とした関ケ原前哨戦を描く。木曽川渡河と、攻城戦における茂兵衛の足軽然とした戦働きを楽しめた。「天下分け目の関ケ原」の後に主導権を握りたい徳川勢の苦悩もよく分った。

  • アイシャ

    大怪我から回復しつつある茂兵衛。よかった。今や上方は政治の世界。豊臣家の大名たちを分断し、秀頼が成人する前に主要人物を叩いておきたい家康。豊臣本体を無力化して天下簒奪を目指す。家康の会津征伐の間に三成が挙兵した。会津征伐を中止して西軍を討つと宣言。茂兵衛も平八郎らと西を目指す。岐阜城を目指し木曽川を渡ろうとするが阻まれる。激しい戦闘の最中茂兵衛の体調は復活。自分が武人であると再認識。竹ヶ鼻城を落とし岐阜城へ。関ヶ原まであと十七日。

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