Product Details
ISBN 10 : 4561652531
Content Description
アジアをはじめとする新興国の流通は、地域や消費者の所得層によって分断されており、また小規模な商人が分立し、近代的なチェーンも未発達という特徴を持つ。それを受け、様々な進出企業のチャネル戦略は、独特なものとなっている。
本書は、アジアの複数の国々の、様々な企業(日本企業・欧米企業・現地企業)の事例を比較することによって、その実像に迫る。
アジア新興国に進出する日本企業は、製品・サービスには定評があるにもかかわらず、苦戦を強いられている。本書は、これまでその実態が解明されてこなかった、アジア新興国へ進出した企業のチャネル戦略に光を当てる。さらにフィールドスタディの手法も取り入れ、アジアの現場関係者の証言や観察、そして現地語の資料を中心に、国と企業という2軸による比較事例分析を行う。実務家にもおすすめ。
【著者紹介】
井原基 : 埼玉大学経済学部国際ビジネスと社会発展メジャー教授。1994年に東京大学経済学部を卒業後、2000年に東京大学大学院経済学研究科を修了。博士(経済学)。東京大学日本経済国際共同研究センター(CIRJE)特任研究員、埼玉大学経済学部准教授、チュラーロンコーン大学客員研究員、ハーバード大学客員研究員を経て現職。専門分野は、アジアの流通・マーケティング研究、新興国の経営史・マーケティング史、日本・アジアの日用品・化粧品産業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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