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日本中世債務史の研究

井原今朝男

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130262309
ISBN 10 : 4130262300
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2011
Japan

Content Description

中世におけるモノの貸借や授受が、いかに現代と異なる法則で成り立っていたのか。利息、質地をめぐる1枚の借用状からだけでは解釈できない実態を、そこに連なる古文書群をひもとき、社会のルールを見出す。

【著者紹介】
井原今朝男 : 1949年長野県生まれ。1971年静岡大学人文学部卒業。1979年東京大学史料編纂所内地研究員。1996年史学博士(中央大学)。現在、国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 陽香

    20111128

  • こひた

     サービス業への就業比率からわかるように、現代では何かをしてもらうという債権債務関係が非常に重要。しかし、法制度はもののやり取りという物権関係を基準に作られているため、債務史の体系化が進んでいないという指摘。 人文社会系の役目として、中世慣習法と近代法制の違いに踏み込んで考察している。例えば借金への意識。借りたものを返すという意識の低さ、冥府や日頃から八百万に見られているという意識など、現代とは違う行動原理が当時のカネを動かした。 初期の市場は債権が先という説が面白い、何か別の研究所で確認したい。

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