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中世の環境と開発・生業 環境の日本史

井原今朝男

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642017251
ISBN 10 : 4642017259
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

複雑な気候と変化に富んだ地形をもつ日本列島。豊かな自然が生物多様性を生み出すなか、中世ではいかなる開発が行われ生業が発展したのか。資源の枯渇を防ぐための工夫などから、生活基盤を支えた自然環境の特質に迫る。

目次 : 1 気候・地形環境と中世社会(気候変動と中世農業/ 海岸線の変動と交通環境―伊勢湾沿岸部を事例に/ 中世東海地方の海岸平野の形成と人々/ 景観からみる水辺の環境と「環境」)/ 2 自然猛威のもとでの開発と生業の多様性(災害と開発/ 生業の多様性と資源管理/ 荘園・村落の山野河海と生業/ 年中行事と生業の構造―ビワコのフナ属の生体を基軸として)/ 3 人と環境をめぐる宗教・政治・社会意識(狩人・漁人・武士と殺生・成仏観/ 戦国・織豊期の地域開発と社会意識の変化/ 大地のもつ野生のちから/ 中世の生業・技術・呪術―神仏・人・山野河海の関係史)

【著者紹介】
井原今朝男 : 1949年、長野県生まれ。1971年、静岡大学人文学部卒業。1996年、史学博士(中央大学)。現在、国立歴史民俗博物館教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1.3manen

    地理日本史というか、環境日本史という感じの本。昔の地形と人々の営みを解明した好著。青山宏夫教授の水辺環境と開発(88頁〜)で、当時の開発問題には関心を抱いた。それは新田開発の開発問題である。人と自然との関係における多様な局面のなかで、前者の後者への働きかけの結果として、景観は形づくりあれる。そのため、両者の関係が深く、濃やかに刻印される(111頁)。開発は達成としての、景観と人の営みに焦点が絞られる。

  • 陽香

    20130320

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