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地域医療の経済学 医療の質・費用・ヘルスリテラシーの効果 現代経済解説シリーズ

井伊雅子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784766429589
ISBN 10 : 4766429583
Format
Books
Release Date
April/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

地域住民の安心感をどう高めるか。世界の最先端を走っているようで実は不備が目立つ日本の医療体制。人々が安心して暮らしていくためにはどんな情報やサービスが必要かを、地域医療の視点から丁寧に解説。診療や医師の「質」の問題、統計・エビデンスの扱いの問題、医療情報の開示、国民の健康に対する理解度など、国際比較を交え斬新な切り口から検討する、新しい医療経済論。

目次 : 第1章 東京という地域の医療/ 第2章 現代日本の地域医療―現状と課題/ 第3章 日本の医療の質―国・地域の概要と国際比較からみた評価/ 第4章 地域医療と医療費/ 第5章 日本の医療体制とヘルスリテラシー/ 第6章 医療提供体制の国際比較

【著者紹介】
井伊雅子 : 1963年生まれ。86年、国際基督教大学卒業。93年、ウィスコンシン大学マディソン校経済学研究科修了、Ph.D.取得。世界銀行(ワシントンDC)勤務ののち95年に帰国、横浜国立大学経済学部助教授。2004年、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授に就任。05年、同大大学院経済学研究科および国際・公共政策大学院教授となり、現在に至る。専門は医療経済学、公共経済学。政府税制調査会特別委員、日本放送協会経営委員、日本学術会議会員、財務総研「医療・介護に関する研究会」座長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hurosinki

    地域医療の課題を解決するため、診療所におけるプライマリ・ケアの充実を提言している。 (地域医療の定義は明確ではない(2章1節)が、医療機関に来院した人の検査や治療のみならず、予防含め地域住民全体の健康増進を図る医療と解釈できる。英語でプライマリ・ケアと呼ぶのが適切という(p72)) また、医療機関の質評価や国際比較可能な費用統計の整備、予防を促す支払制度の見直しも提案している。

  • Go Extreme

    東京という地域の医療: 医療提供体制 病床は足りているのか 医療ニーズの把握 医師は足りているのか 都民に聞いた必要な医療 現代日本の地域医療: 家庭医療科 質の高い研修制度 まずは政府の役割が重要 評価するためのデータ 日本の医療の質: 質とアウトカム指標 英国・成果払い制度 OECD・質のレビュー 地域医療と医療費: 医療費の相場 政府統計 国民医療費 薬剤費 高いのか安いのか 日本の医療体制・ヘルスリテラシー: 日本人とヘルスリテラシー 健康診断 過剰な検診・健診 医療提供体制の国際比較

  • takao

    ふむ

  • Ryo Sogawa

    専門的で難しいが、他国比較により日本の医療体制の特徴と課題がよくわかる。

  • はひへほ

    地域医療、プライマリケアの論点整理に役立ちそうなので、軽く目を通した。日本の医療の質、費用、体制、リテラシーなどの観点から評価し、問題を分析している。プライマリケアの話を再度学びたくなったら、読みなおそうと思う。

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