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メロディアス 異形コレクションlvIII 光文社文庫

井上雅彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334105242
ISBN 10 : 4334105246
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

〈音〉や〈音楽〉をモチーフに異形な物語を集めた1冊。読者の皆様を《世にも異形》でメロディアスな世界にご招待! 全篇書下ろしシリーズ、58作目。

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    このシリーズも58冊目ということで、最近の作品は若い人向きになっているのでもうやめようかと思うのですが手に取ってしまいます。このアンソロジーも15人の作家さんが「メロディアス」というお題に力を入れて向かい合っています。私が比較的好みの澤村伊智さんの作品は今回は少し、という感じでした。ただ宮沢伊織さんの「悪いお経はご遠慮ください」と篠環さんの「軸月夜」は印象に残りました。

  • sin

    今回は興味深い作品多し…梨−讃美歌、祝詞に「倍音」カルト教団の召喚呪法に至る。坂崎−浅はかな同情は同化と変じ人生は閉じる。宮澤−秀逸な着想=悪いお経。篠−紛い仏の狂宴。阿泉−凄惨を讃美に変換す。井上−ハリウッド紛い。木犀−こじつけの童謡ネタ。斜線堂−達成感は使命感に勝る。平山−腐った父親とサイコパスな知人。空木−人は自分の理解できる範疇しか理解しようとしない。芦花−ただ六十人の有象無象が贄に饗される。澤村−怪談の輪唱。久永−人類を滅ぼすと云う厨二病。西崎−背景を置き去りに…。田中−クトゥルフの音楽的顕現。

  • H!deking

    今回もそれぞれが1冊でもおかしくない中身の濃いアンソロジーでした。夢ちゃんは相変わずど真ん中でしたが、澤村伊智さんのがやたら良かったです。次も楽しみ!

  • Shun

    異形コレクション復活後の10冊目。<音>をテーマにした異形の物語を作家たちがどのように仕上げてくるか注目です。”音”はホラー作品にとっても非常に重要なファクターであり、旋律一つとっても人間が本能的に警戒する和音の存在があったりとネタは多いであろう。そして本シリーズに参加する作家であれば読者の想像を超える何かを期待せずにはいられない。さらに近年ホラー界で流行りのモキュメンタリーの手法を使った作品もまた愉しいものとなっている。中でもラブクラフトから連想するクトゥルーの世界のあの戦慄の声が甦る場面は怖気が走る。

  • らすかる

    錚々たるメンバーによるアンソロジー。音、音楽がテーマの恐怖譚。たしかに音って怖さを増長させるかも!また作家さんそれぞれ多彩な音の恐怖を演出していて面白い。特に芦花公園さんの作品は大好きなキャラの名前が出てくるのでお得な気分が味わえました🎶楽しかった‼️

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