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こわい話の時間です 部分地獄 福音館の単行本

井上雅彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834088564
ISBN 10 : 4834088561
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan

Content Description

《未知のものへの恐れとは、子どもにとって世界に覚える「感動」の一種なのかもしれません――井上雅彦》子どものための本格的なホラーアンソロジーを刊行します。様々なジャンルで活躍する人気作家たちが、子どもたちを本気で怖がらせようと集結。9人の作家による「恐怖」を体験してみてください。全作書き下ろし。(執筆陣)宮部みゆき・芦沢央・井上雅彦・宇佐美まこと・太田忠司・加門七海・黒史郎・澤村伊智・斜線堂有紀

【著者紹介】
芦沢央 : 2012年『罪の余白』で野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。2018年『火のないところに煙は』で静岡書店大賞、『夜の道標』で第七六回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)

井上雅彦監 : 1960年、東京都生まれ。1983年「よけいなものが」で星新一ショートショートコンテスト優秀作を受賞しデビュー。自ら企画したオリジナル・アンソロジー《異形コレクション》の監修で、1998年に第一九回日本SF大賞特別賞を受賞

宇佐美まこと : 1957年、愛媛県生まれ。「るんびにの子供」で第一回『幽』怪談文学賞(短編部門)大賞、『愚者の毒』で第七〇回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞

太田忠司 : 1959年、愛知県生まれ。1981年「帰郷」で星新一ショートショートコンテスト優秀作を受賞。2004年『黄金蝶ひとり』でうつのみやこども賞受賞

加門七海 : 1992年『人丸調伏令』でデビュー

黒史郎 : 1974年、神奈川県生まれ。2006年「夜は一緒に散歩しよ」で第1回『幽』怪談文学賞・長編部門大賞を受賞、同作でデビュー

澤村伊智 : 1979年、大阪府生まれ。2015年『ぼぎわんが、来る』(受賞時の題名は「ぼぎわん」)で第22回ホラー小説大賞を受賞しデビュー。2019年「学校は死の匂い」(『などらきの首』収録)で第72回日本推理作家協会賞(短編部門)受賞

斜線堂有紀 : 1993年、秋田県生まれ。2016年『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞してデビュー

宮部みゆき【著】 : 1960年、東京生まれ。『火車』で第6回山本周五郎賞、『理由』で第120回直木賞、『名もなき毒』で第41回吉田英治文学賞

鈴木小波 : 漫画家・イラストレーター。2002年「週刊少年サンデー超」にて『なりきりドキホーテン』で漫画家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    児童書。怖い話アンソロジー。超豪華作家陣がトラウマ製造するゾ▽[黒史郎/えんまさん]嘘つきは二枚舌[太田忠司/おはよう、アンちゃん]SF調[加門七海/青いコップ]小さな人[井上雅彦/きれいずかん]自分で封印[斜線堂有紀/部分地獄]口だけ水責め、足をすりおろし[宇佐美まこと/おやすみ、ママ]遊園地の鏡のめいろ。怪しいピエロ[澤村伊智/靴と自転車]でも責任とらないといけないよね[芦原央/ログインボーナス]お百度参り[宮部みゆき/よあるきのうた]テディベアのダンク▽いじめや悪口は駄目。ガチ怖です。2025.6刊

  • がらくたどん

    今年の6月に2冊同時刊行された児童対象の「怖い話」アンソロジー。一般枠でも大活躍の作家陣が小学校中高学年用に書き下ろした怪談・ホラー。版元は老舗福音館だけに各作者方も不気味さグロさ後味の悪さといったホラーの肝を「児童枠」ギリギリ許容範囲に収めつつ渾身のボールを投げてくれている気がする。明るい世界だけでは物足りない「夜のこどもたち」の世界を司る伯爵の案内で怖い話の世界に踏み込めば想像の翼はもっと広がる!読後は「もしも」への怯えや「これから」への備えがほんの少し残るかも。1話10分弱が9話で朝読書にピッタリ♪

  • アーちゃん

    2025年発行、全編書下ろし。”子どものための本格ホラーアンソロジー”9編の短編集。先に読んだ『六年一組の学級日誌』ほどの怖さはなく、物語としてはどれもこちらの方が完成度が高いと思った。ただタイトルの斜線堂有紀「部分地獄」は容赦なかったなあ。好みは宇佐美まこと「おはよう、ママ」と宮部みゆき「よあるきのうた」。”異形コレクション”児童書バージョン、また出して欲しいです。

  • さっちゃん

    黒史郎「えんまさん」太田忠司「おはよう、アンちゃん」加門七海「青いコップ」井上雅彦「きれいずかん」斜線堂有紀「部分地獄」宇佐美まこと「おやすみ、ママ」澤村伊智「靴と自転車」芦沢央「ログインボーナス」宮部みゆき「よあるきのうた」の書き下ろし短編集。/なんという豪華執筆陣。さすが面白さも怖さも物語としての完成度もバッチリ。予想外のオチにゾッとする。宮部さんは読後感が良いので締めの作品としてラストに配置するのはグッド。これでホラーデビュー出来る子ども達が羨ましい。

  • あっか

    新刊、2冊同時発売のもう1冊。児童書だけどホラー好き必読!豪華(すぎる)作家陣による全作書き下ろしで読み応えありまくり。勿論、怖い!面白い!変わった方向性の『怖さ』とか人怖とかもなくまっすぐな本格怪談なので満足度高し。初っ端2作、特にえんまさんは子どもの心にも刺さりそう。個人的には、大好きな作家さん・澤村伊智さん「靴と自転車」と表題作でもある斜線堂有紀さん「部分地獄」が好きです。挿絵がまた素敵。

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