Product Details
ISBN 10 : 4910207554
Content Description
開けたら最後、劇薬小説集。彼女は私の親友で、私の男の母親―「私たちが轢かなかった鹿」。身ごもりたい女と、身ごもることを許されなかった女―「不幸の****」。不治の病を宣告された夫の心配と妻の気遣いの掛け違い―「犬の名前」。頭かペニスか―家出した娘と愛人との間で揺れる男の天秤―「つまらない掛け時計」。大雪の日、老作家と元担当兼愛人が住む古民家へ迷い人が―「小説みたいなことは起こらない」。あなたにとっての真実は私が見せたい真実。同じ出来事を二人の当事者の視点から描く、騙し絵のように読者を惑わす短編集。
【著者紹介】
井上荒野 : 1961年東京生まれ。成蹊大学文学部卒。1989年「わたしのヌレエフ」でフェミナ賞、2004年『潤一』で島清恋愛文学賞、2008年『切羽へ』で直木賞、2011年『そこへ行くな』で中央公論文芸賞、2016年『赤へ』で柴田錬三郎賞、2018年『その話は今日はやめておきましょう』で織田作之助賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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starbro
読了日:2025/09/18
hiace9000
読了日:2025/08/17
いつでも母さん
読了日:2025/08/09
星群
読了日:2025/09/21
itica
読了日:2025/08/05
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