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生皮 あるセクシャルハラスメントの光景 朝日文庫

井上荒野

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022651846
ISBN 10 : 4022651849
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan

Content Description

動物病院の看護師で、物を書くことが好きな九重咲歩は、小説講座の人気講師・月島光一から才能の萌芽を認められる。ところが、月島による咲歩への執着は、肉体関係を迫るほど歪んでいた。7年後、咲歩はみずからの性被害を告発する決意をするのだが―。

【著者紹介】
井上荒野 : 1961年東京都生まれ。作家。1989年「わたしのヌレエフ」でフェミナ賞、2004年『潤一』で島清恋愛文学賞、08年『切羽へ』で直木賞、11年『そこへ行くな』で中央公論文芸賞、16年『赤へ』で柴田錬三郎賞、18年『その話は今日はやめておきましょう』で織田作之助賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ω

    これは確かに考えさせられる…。性被害って、車壊したとか泥棒したとかと違う罪。 セックスってそんなに悩むもんじゃないよねと思っている加害者側も、自分を壊された取り戻せないと思っている被害者側の気持ちも、そういう考え方か…と、頭抱えてしまう作品(´・ω・`)。。。(でも荒野節よかった)

  • harupon

    1回読みおえて、また読み直して…ふぅ〜と本を閉じた。セクハラの生々しい実態。小説だけど、実際にこんなことやまほどあるんだな。ほんとに腹立つ。

  • mageko

    いろいろな方向からセクハラについて書いてある、すごい、皮を無理やり剥がされるのと自分で剥がすのでは全然違う、途中この人はどう関わってくるのかわからない人がいたけど、なるほどー、SNSの気軽な書き込みかーと後で分かった〜 誰が誰か、ちょっとわからんくなることがあったけど、よみごたえあったな〜

  • たいこ

    どつくとか金盗るとかと違って、性行為は好きな相手なら問題ないから難しく思われるのか。商売としても存在してるし。中居くんの時も同じ感じなんかな。私はついていったあんたも悪いとか、売名行為やとかは一切思わへんし、そんなことをネットで言うてる人とは相容れへん。少なくとも被害者と同性の人は味方になったれよと思う。殆どの人が同じ考えやと思うけど、過激な意見がSNSに出てくると、それが大多数の意見みたいに見えるのが本当に嫌。

  • keiniku

    セクシャルハラスメントが主題になっていて、その力のバランスでの支配、被害者の傷、冗談めいた又は鬱憤晴らしのような直接・SNSでのセカンドレイプ、加害者は自分の身内が被害に遭ったらと想像するのか、加害に加担する女性、あらゆるセクハラの周辺が描かれている。 男性である僕の中にもミソジニーや、マッチョイズムはあってその男性らしら豪快さのようなものに対しての不注意な憧れがあることに注意が必要だと考える。

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