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ISBN 10 : 4634548852
Content Description
渋沢栄一の91年の生涯を振り返りながら,資本主義と資本家の成立を描くべく,制度づくり,企業経営,財界の組織化や実業人の社会的責任・役割などを渋沢に即して論じる。
もくじ:今,注目される渋沢栄一
1.渋沢栄一の原点
生まれ育った地域,そして家/「官尊民卑の打破」の芽生え/
国政への批判
2.人生の転換点
体制内で変革をめざす/「新社会」との出会い
3.近代経済社会の基礎づくり
「合本主義」の初実践/
官によるあらたな国づくり − 知識集団「改正掛」/
民間でのインフラ整備 − 経済・産業面から
4.社会事業家としての側面
日本の国際化と平和を推進/
社会福祉の整備 − 偶然から必然の事業へ/
教育・文化の整備 − 伝統の維持と未来に向けての創造
現代に生きる渋沢栄一
メッセージ・あとがき:
近代日本社会の創造者渋沢栄一。実業界のみならず,福祉・医療,教育・文化,外交など社会事業の面でも民間の立場で尽力し,オルガナイザーとしての位置づけもあたえられる。道徳のともなう正当な利益を追求し,官尊民卑の打破をめざし,利益よりも公益を重視したその人間像は,今の世においても非常に注目されている。渋沢の92年の生涯を今一度振り返りながら,なぜこのようにとりあげられるのかというところを探っていただきたい。
【著者紹介】
井上潤 : 1959年生まれ。明治大学文学部史学地理学科日本史専攻卒業。専攻、日本村落史。現在、渋沢史料館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
投稿日:2021/03/07 (日)
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keint
読了日:2021/02/10
たか
読了日:2019/04/24
ひよピパパ
読了日:2016/04/01
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読了日:2013/10/03
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