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戦争と新生日本 比翼の象徴 明仁・美智子伝

井上亮

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000245555
ISBN 10 : 4000245554
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
井上亮 ,  

Content Description

軍国主義の時代に生を受け、「神の子」とされた明仁皇太子。敗戦後は価値観が転換する中で「新生日本のホープ」として期待されるも、自身の運命に実存的な煩悶を抱く。小泉信三、バイニングから民主主義の精神を学び、エリザベス女王戴冠式出席のため欧米を訪問する過程で、自信を得、将来の象徴天皇としての責任を自覚していく。

【著者紹介】
井上亮 : ジャーナリスト。1961年大阪府生まれ。全国紙記者として皇室、歴史問題などの分野を担当。元宮内庁長官・富田朝彦の「富田メモ」のスクープ報道で2006年度新聞協会賞を受賞。「歴史家の目を併せ持ったジャーナリスト」として、2022年度日本記者クラブ賞を受賞。2024年4月に新聞社を退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やいっち

    車中で読む本ではなかったのだが(ハードカバーで480頁!)、待機中に牛歩で。10日余りを費やしたが、提灯記事に流れることなく皇太子や彼を囲む人々の言動が興味深いものだった。当然ながら皇室に寄り添う記述だが、それでも皇室の責任と息苦しい日々の一端が伺われた。皇太子を育てることの困難さ。何事も前例踏襲の役所…その中の最たるものが宮中だろう。前例に範を求めつつ、前例のない皇室…皇太子像をどう築き上げるのか…至難だったろうことは想像に余りある。

  • あまね

    上皇上皇后両陛下の御足跡を辿りながら、昭和平成を記す大作です。著者の井上氏が膨大な資料の読み込みと取材をされたのがよく分かります。上巻は、上皇陛下がお生まれ遊ばされるところから、19歳で欧州を半年かけてご訪問されるところまで。読めば読むほど面白く、知らなかったことが多くありました。お小さい頃はそのご成長を軍に利用されるが如くプロパガンダ的に使われ、3歳3ヶ月でご両親から離れてお暮らしになり、思春期ではご自身の運命に悩みお荒れになるお姿等々。我々には想像もつかない葛藤を飲み込まれていらしたのだと思いました。

  • やいっち

    車中で読む本ではなかったのだが(ハードカバーで480頁!)、待機中に牛歩で。10日余りを費やしたが、提灯記事に流れることなく皇太子や彼を囲む人々の言動が興味深いものだった。当然ながら皇室に寄り添う記述だが、それでも皇室の責任と息苦しい日々の一端が伺われた。皇太子を育てることの困難さ。何事も前例踏襲の役所…その中の最たるものが宮中だろう。前例に範を求めつつ、前例のない皇室…皇太子像をどう築き上げるのか…至難だったろうことは想像に余りある。

  • skr-shower

    他地区図書館本。ご成婚日近くなると美智子様ファンの親に良くTVに付き合わされた。その時に聞いた話が多い印象。次巻の方が象徴たる話が多かったか。

  • 伊達者

    つい最近も仲の良さを見せつけた上皇夫妻の伝記。想像憶測に基づく内容はないと著者が記しているので信用がおけるものだろう。上巻は誕生から皇太子時代のエリザベス女王戴冠式参列の海外視察まで。成長していく皇太子の人間的な悩みや人となりを知ることができた。戦争時代の疎開生活の詳細は知らなかったので食糧難など苦労した様子を知ることができた。親と同居できないことや住むところが実に転々としていて自宅と呼べるところはなかったのだというところは本当に気の毒なことである。

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