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万博からみた音楽史 中公文庫

井上さつき

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122076150
ISBN 10 : 4122076153
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2025
Japan

Content Description

ベルリオーズ、マーラーが指揮棒を振り、ドビュッシーからガムランから着想を得る。音楽の普及や楽器の発展に寄与した近代万博の歴史を読み解く

第一章 水晶宮の国際博 一八五一年ロンドン
第二章 ナポレオン三世の見果てぬ夢  一八五五年パリ
第三章 初の「音楽展示」 一八六七年パリ
第四章 音楽の殿堂トロカデロ宮 一八七八年パリ
第五章 エッフェル塔とガムラン 一八八九年パリ
第六章 ホワイト・シティと巨大観覧車 一八九三年シカゴ
第七章  一世紀の総決算 一九〇〇年パリ
第八章 近代テクノロジーの祭典 一九三七年パリ
第九章 戦後の転換点 一九五八年ブリュッセル
第一〇章 太陽の塔と前衛音楽 一九七〇年大阪

【著者紹介】
井上さつき : 愛知県立芸術大学名誉教授。東京藝術大学大学院修了。論文博士(音楽学)。パリ・ソルボンヌ大学修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    5回のパリ万博を中心に1851年以降の10の万博を取り上げ、音楽との関係を探るユニークな一冊。万博と音楽と言えば、ガムラン音楽がドビュッシーに与えた衝撃が有名だが、楽器の進化、古楽の復活、VPO初の海外公演、前衛音楽の紹介など音楽史的な意義は大きい。1970年大阪万博に合わせて開催されたエキスポ・クラシックの顔ぶれも見事(カラヤン/セル/バーンスタイン/リヒテルなど)。これを嚆矢として巨匠の来日が日常のこととなる。さて今年の大阪・関西万博。音楽史を変えるような出来事が起こっているようには思えないけれど…。

  • ひでお

    19世紀に始まる万博と音楽を社会情勢を交えて論じられています。良くも悪くも万博は時の為政者により恣意的に作られたものなので、音楽もまたそれに振り回されていたように思えます。70年の大阪万博は、私はまだ生まれていませんでしたが、当時多くの来日演奏家を聴いたという話をたくさん聞きました。今年の関西万博は、一部を除き音楽、とくにクラシックについては力が入っていない印象です。展示も含めてエンタメに振れていました。これも時代の移り変わりなのでしょうか。

  • もか*

    万博と音楽。私には、難し過ぎた。時間を置いてまた時間を掛けて読みたいと思う。 次の万博までに。

  • takakomama

    1851年ロンドンから1970年大阪までの万博における音楽の取り組みと歴史。フランスはパリ万博を6回も開催していますが、前回の反省を行かせず失敗も多いです。楽器が改良されたり、進歩しています。万博では楽器の展示やコンサート、コンクールなどが行われました。最初は出展物の展示と商取引の場であった万博が、1967年モントリオール博からは理念やテーマを尊重するようになったそうです。 1970年の大阪万博はアジアで初開催。私が小学生の時の行った万博が歴史になっている・・・・

  • Go Extreme

    歴史:1851年ロンドン 産業革命 水晶宮 技術革新 フランス:1855年パリ ナポレオン三世 国威発揚 合唱コンサート 音楽展示の始まり:1867年パリ 音楽展示 異国音楽 音楽の殿堂:1878年パリ トロカデロ宮 音楽ホール 記念コンサート エッフェル塔と音楽:1889年パリ フランス革命 ガムラン音楽 ドビュッシー アメリカ:1893年シカゴ 音楽局 吹奏楽 合唱団 世紀末:1900年パリ 作曲家 大コンサート 近代:1937年パリ 音楽表現 国別音楽週間 戦後:1958年ブリュッセル 音楽多様性

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