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ISBN 10 : 4121101057
Content Description
政治に“嘘”がつきものなのはなぜか。絶対の権力というものがあるとすれば、嘘はいらない。それなりの反対勢力があるからこそ、それを迂回するために嘘が必要となり、反対する側も嘘を武器にするのだ。もちろん嘘には害があり、特に危険な嘘もある。世界中に嘘が横行する今、近現代の日本の経験は、嘘を減らし、嘘を生き延びるための教訓となるはずだ。複数政党政治が成立する条件と地域社会の未来像も、そこから見えてくる。
目次 : 1 “嘘”の起源―生真面目な社会(職分から政党への五〇〇年)/ 2 レトリックの効用―“嘘”の明治史(福地櫻痴の挑戦/ 循環の観念/ 五/七/五で嘘を切る)/ 3 野党 存続の条件(複数政党政治を支える嘘)/ 4 地方統治の作法(人類を鼓舞してきたもの/ 受益と負担の均衡を求めて―近現代日本の地域社会)/ 補章 一〇〇年後の日本―昆虫化日本 越冬始末
【著者紹介】
五百旗頭薫 : 1974年兵庫県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学法学部助手、東京都立大学法学部助教授、東京大学社会科学研究所准教授などを経て、東京大学大学院法学政治学研究科教授。日本政治外交史専攻。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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koji
読了日:2020/05/31
politics
読了日:2020/08/23
バルジ
読了日:2020/03/22
cochou
読了日:2025/08/18
spanasu
読了日:2020/03/24
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