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Nhkさかのぼり日本史 1(戦後)

五百旗頭真

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140814857
ISBN 10 : 4140814853
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現代を出発点に時代をひとつずつ遡ることで、時代と時代の因果関係を浮き彫りにする日本通史。本書では、金融グローバル化や新興国の台頭に対応できない「漂流国家・現代日本」の要因を“日米関係”の中に見出す。

【著者紹介】
五百旗頭真 : 1943年兵庫県生まれ。防衛大学校長・神戸大学名誉教授・法学博士。京都大学法学部卒業、同大学院法学研究科修士課程修了。広島大学政経学部助教授などを経て、81年より神戸大学法学部教授。2000年より同法学研究科・国際協力研究科教授。ハーバード大学やロンドン大学の客員研究員、日本政治学会理事長なども歴任して06年より現職。また現在は、東日本大震災復興構想会議の議長を務める。著書に『米国の日本占領政策』(中央公論社、サントリー学芸賞)、『日米戦争と戦後日本』(大阪書籍/講談社学術文庫、吉田茂賞)、『占領期』(読売新聞社、吉野作造賞)、『戦後日本外交史』(編著、有斐閣、吉田茂賞)、『歴史としての現代日本』(千倉書房、毎日書評賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 佐島楓

    細かい政治家同士のかけひきが読めてよかった。良くも悪くも力を持った政治家の存在がこの国を動かしてきた。世界構造も今に比べればシンプルだった。

  • あや

    戦後の日本がどのように世界やアメリカとつきあい今の日本になったのかということが平成元年あたりからさかのぼりつつまとめてくれているので非常に流れが掴みやすい一作になっていました。戦後から冷戦の時期を超え、日本は力をもったり暴走したり、時の首相によって日本の方向は変わっていく点がやはり興味深いところです。個人的には中曽根首相の外交をもう少し詳しく知りたかったのですが、自分の興味がどこにあるのか確認するには十分な内容でした。日本はこれからどこに向かていけば良いのでしょうね。もう少し詳しい文献をさがすことにします

  • 通史が読みたくなったので、ちょっと変わったタイプのものをチョイス。読み出して、章ごとでも遡及するのだと思っていたので、湾岸戦争の後にカンボジアの話が来てあれ??…となってた。すみません。戦後60年は明治維新から国際連盟を脱退するまでにすっぽりと該当するとの記述に改めて愕然とする。それから20年、漂流する日本でどうにか舵撮りをとおっしゃるんだけど、現状あちこちを見回してみてもどんよりとした気持ちにしかならないのであった…。やれることを個人としてやるしかないんだけど。

  • ikatin

    確かに現在の立位置から過去の意義を解釈する手法は分かりやすいし、脳に刻み込みやすい。しかし、この40年近く自分自身が身を持って時代を生きてきたはずなのに、歴史認識と理解があまりに薄いことにも気付かされる。わが国の現代史教育のまずさがますます腹立たしくなる。

  • RingWondeRing

    「9条を守ります(てのは建前で、その隙に経済成長してやるんだ〜。)」って最初は周りを欺いてたはずが、いつの間にか狙いの部分がスッポリ抜け落ちて「9条を守ります。」だけを自分自身が信じ込んでしまってそのまんまてのが戦後ってやつなのか。。。一方、国を守れる軍備を自らするっていうのも現代の戦争のありかたからすると現実的なのかはわからない。けど、少なくとも現代と未来を見据えたビジョンは必要と思う。「9条!」のままではだめだよなあ。

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