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日本の橋 その物語・意匠・技術 シリーズ・ニッポン再発見

五十畑弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623078905
ISBN 10 : 4623078906
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

そこに人が集まり、歴史が刻まれ、物語が生まれる。人や物の往来する「橋」を多面的にとらえる。

目次 : 巻頭カラー特集 橋から見る日本文化と歴史/ 1 古代から近世/ 2 在来種と外来種/ 3 対外比較による日本の橋/ 4 鉄とコンクリート/ 5 伝説と物語/ 6 動く橋/ 7 木造橋の構造/ 8 橋の建設と契約

【著者紹介】
五十畑弘 : 1947年東京生まれ。日本大学生産工学部土木工学科卒業。博士(工学)、技術士(建設部門)、土木学会特別上級技術者。日本鋼管(株)で橋梁、鋼構造物の設計・開発、営業に従事。企業統合後のJFEエンジニアリング(株)で空港関連のプロジェクトマネジャー、技術主席を経て退職。現在、日本大学生産工学部教授。鋼構造、土木史、土木遺産の保全を中心に研究活動。文化庁文化審議会専門委員、国交省総合評価委員、東京都、富山県、埼玉県等の文化財保護審議会委員他、複数の土木遺産修復・保全の委員会委員、委員長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 六点

    七夕に日本の橋についての本を読み終えた訳である。グラビアには明石海峡大橋が取り上げられているが、本文中で言及は無い。記事自体は興味深く楽しめた。

  • Mzo

    橋を見るのは楽しい。機能美、という言葉が最もふさわしい建造物だと思う。本書は橋の歴史とともに多くの橋を紹介しており、読んでて楽しい。でも、吊り橋や斜張橋にほとんど触れていないのはなぜ?そこは正直物足りない。これらの架橋技術も「日本の橋」の大きな要素だと思うのだが…

  • 此方と彼方を隔て、つなぐ境界でもある橋。戦いや伝承の舞台となった橋の紹介や梁構造からトラス構造へと移り変わる建造の歴史まで盛りだくさんな一冊。瀬田の唐橋で起きた武内宿禰や壬申の乱や木曾義仲の戦いなどをみてると、同じ橋を舞台にした大河ドラマ的なものが欲しくなる。お雇い外国人には原始的と酷評された日本の橋だけれど、そりゃ災害が多いから、あえての簡素さなんだよ、異国の人には分からないよと遠い目になる。個人的には漱石の「三四郎」を東海道線の路線図と川を渡す橋とを図解して、時系列に並べたものが面白かった。

  • Jampoo

    土木設計の仕事をしていた著者による橋の日本史、その構造から技術の導入史、橋にまつわる伝説まで幅広く記述されている。 近代以前の日本の橋は基本的に脆弱な木橋で、海外では紀元前からある丈夫な石造アーチ橋は導入されなかった。 石造アーチ橋はその頑強さ故に、氾濫した水の流れを堰き止めて洪水被害を拡大する事があり、川の流れが強く災害も多い日本においては、洪水に抵抗せず崩壊する橋こそが最適だった、という話は非常に興味深かった。

  • マカロニ マカロン

    個人の感想です:B。映画「君の名は。」でも川はこの世とあの世の境に流れていた。そんな(深層)意識があるせいか、その境を渡る橋には何か特別な意識を持つことがある。そんな場所柄のためか京都三条大橋下の河原は処刑場として数多くの死刑が執行されてきた。それは日本だけではなく、英国のロンドン橋の南詰には処刑された罪人の首を晒し首として槍に突き刺したものが林立していたという。幕末日本を訪れた外国人の目には日本の橋は梁構造の原始的なものに見えたらしい。明治期一気に鉄鋼の橋を架け、鉄道を普及させ富国強兵を達成したのだ。

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