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法廷遊戯

五十嵐律人

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065184479
ISBN 10 : 4065184479
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2020
Japan

Content Description

法律家を志した三人。一人は弁護士になり、一人は被告人になり、一人は命を失った。謎だけを残して。メフィスト賞受賞作。

【著者紹介】
五十嵐律人 : 1990年岩手県生まれ。東北大学法学部卒業。司法試験合格。『法廷遊戯』で第62回メフィスト賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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愛と悲しみと正義 どちらかいうと落ちこぼ...

投稿日:2021/04/25 (日)

愛と悲しみと正義 どちらかいうと落ちこぼれの三流法科大学院、ロースクールで繰り返されていた無辜ゲーム。 その主催者とそこに参加した主人公達。彼らの過去のつながりが織りなす愛と慈しみの法廷。そして正義を貫く主人公。 読み応えのある法廷もの。

ヤックン さん | 岡山県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    第62回メフィスト賞受賞作、「ミステリが読みたい!」2021年版国内篇3位&新人賞受賞& 「このミステリーがすごい!」2021年版国内編3位&「週刊文春」ミステリーベスト10国内部門4位& 「2021本格ミステリ・ベスト10」国内ランキング9位ということで読みました。デビュー作とは思えないレベルの高さと面白さ、一気読みしました。但し、タイトルは、『無辜の制裁』の方が良かったような気がします。すかさず、次回作『不可逆少年』を図書館に予約しました。 https://houtei.kodansha.co.jp/

  • パトラッシュ

    法の正義を目指す若者たち法を執行する立場になったら、隠していた過去の罪から法律の矛盾に絡めとられていく。冒頭の「無辜ゲーム」が後半の事件に結びつくなど物語としては面白いし法的な矛盾もないのだろうが、法廷ミステリによくある「読者の知らない法が突然出てくる」展開を使っているのが残念。登場人物が法律家としては優秀でも人としての生き方が下手な司法関係者ばかりのため法的議論で物語が終始し、法律の素養がないと理解が難しい部分もあるなど小説を書くテクニックが不足のようだ。よい鉱脈を掘り当てているので、今後に期待したい。

  • kou

    自身が弁護士になったと錯覚するくらい読み応えのある一冊だった。あと、少し裁判に詳しくなったかな(笑)。登場人物達も個性豊かだったし、シリーズ化してもらいたかったな。著者の次回作も決まっているみたいなので、今から楽しみでしかたない。

  • 夢追人009

    五十嵐律人さんのデビュー作の青春法廷ミステリーの力作ですね。本書を読み終えて複雑な思いに駆られましてとても一言では言えませんが、とにかく良かったですね。読む前は古いですがペリー・メイスンのような法廷エンタメ系ミステリを想像していましたが実際は全く違いましたね。この物語の主人公の綽名がセイギこと久我清義(きよよし)の正義感が胸に強く突き刺さりましたね。本書には終盤に向けて二転三転するどんでん返しの派手な法廷ミステリーの面白さがありますが、でも決してそれだけでは終わらず、勝利とは裏腹な苦い思いも込み上げます。

  • うっちー

    これはgood!和久峻三氏以来の法廷ミステリ。

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