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鬼蟻村マジック

二階堂黎人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562041701
ISBN 10 : 4562041706
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2008
Japan

Content Description

宴席の最中、突然部屋の中に入ってきたのは「鬼」だった。鬼はいきなり客に斬りかかり、部屋を飛び出していった。それから70年、「鬼」は再び現れ、人々を惨禍に巻き込んでいく…。書き下ろし長編本格推理。

【著者紹介】
二階堂黎人 : 1959年東京生まれ。中央大学理工学部卒。1990年、第1回鮎川哲也賞に『吸血の家』が佳作に選ばれる。92年『地獄の奇術師』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • そのぼん

    設定的には昔じゃなく今なんだろうけど、イメージ的には昔の旧家の権力争いに関する殺人事件ものを読んでいる感じでした。ミステリーの王道な感じは悪くなかったです。

  • パトラッシュ

    これまで著者の作品は因縁と怨念と残酷さに満ちた二階堂蘭子シリーズと、ユーモアとディレッタントと軽さが売りの水乃サトルものという分類だった。しかし今作は蘭子のステージでサトルを活躍させようとしたのが木に竹を接いでしまい、サトルの推理力や日本酒絡みの蘊蓄といった魅力的な部分が発揮できず終わる失敗作となった。せっかく『犬神家』と『本陣』にインスパイアした設定なのだから、それを吹き飛ばすほどのサトルの快刀乱麻を断つ大暴れを描くべきだった。今回初めてサトルに接した読者は失望して、彼の主演作品を読まないかもしれない。

  • Kao

    まるで金田一シリーズのようで面白く読めました。話の流れや複雑な人間関係も分かりやすくて良い。ただ、内容自体オドロオドロしいのに名探偵水乃サトルが何だか軽くて…リカちゃん人形が大好きだなんてなんか拍子抜け(笑)まぁ面白かったので、このシリーズ読んで見ようと思います♪

  • ホームズ

    『誘拐犯の不思議』を読んだのでサトル・シリーズ再読(笑)何回読んでも50年前の殺人のトリックが・・・。あの状態で確実に人を切れるのか?ちょっと疑問。全体としては読みやすく面白かったんですけどね(笑)前回のミニサイン会で美並さんが登場しない理由を聞きましたが・・・。変更してくれて良かった(笑)

  • まめみ

    二階堂さんと言えば「本格」というイメージだったのだけど……違ったのかな。シリーズものらしいが、これまで読んだことがなく図書館でタイトル借り。サトルの軽さにまず驚き、50年前のカラクリの分かりやすさにまたまた驚き……後半に進むにつれ、三津田さんチックになってきて思いっきり不安に。あそこまで不毛な二転三転はなかったものの、思わせぶりな推理展開や引き延ばしに、やはり……となって、むむ!? このラストの軽さは……いや、えっと……も、もう1冊くらい読んでみるかな、うん。

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