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ISBN 10 : 4903127338
Content Description
親が出生前検査を受けていたら、私は、生まれてこなかったかも?障害のある女性は、妊娠や出産、出生前検査について、何を思ってきたのか。障害のある男性は、パートナーの妊娠や出産に何を思ったか。また、障害のある人は、胎児の障害や疾病を「知る」ための医療技術を使える社会について、どう考えているのか。「障害に気づいた経験」「障害があること」「治ること」「女性であること」などをめぐる、一人ひとりの語りに耳を澄ませ、共に考える。
目次 : 1 どんな人たちに話を聞いたのか/ 2 出生前検査について障害のある人から話を聞くこと/ 3 自分の障害名を説明すること/ 4 「障害」を認識したとき/ 5 胎児をめぐるふたつの「障害」/ 6 「障害」という言葉/ 7 「中絶」や「検査」を勧められた経験/ 補章 一九七〇年代、青い芝の会による要求/ 8 二〇一〇年代の声、過去からの声
【著者紹介】
二階堂祐子 : 1976年生まれ。明治学院大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。現在、国立民族学博物館超域フィールド科学研究部外来研究員、奈良先端科学技術大学院大学男女共同参画室特命准教授、近畿大学非常勤講師。専門は医療社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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