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封神演義の世界 中国の戦う神々

二階堂善弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784469231465
ISBN 10 : 4469231460
Format
Books
Publisher
Release Date
November/1998
Japan

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 紫羊

    「封神演義」の作り手のいい加減さへの手厳しい評価(本書を読めば納得)がこれでもかとばかりに繰り返される。にもかかわらず、というか、それゆえにというのか、著者の深い封神演義愛を感じた。個人的には、伯邑考の肉団子のくだりが悲しかった。

  • ettyan えっちゃん

    確かに,著者は詳しいのだろう。でも,他の作者に文句を付けたり,そもそも小説としての作品を創作が多いだの,漢字の読み方が違うだのとこきおろすのは,読んでいてとても不快。封神演義に対しての愛が深い故なのだろうが,学者が,小説家をああでもない,こうでもないと書くのはいかがか。最近,この著者の完訳の封神演義がとんでもない値段(上中下で1万超え)で出たが,まあ,これだけ古い伝承みたいな話を何をもって完訳とするのか。どこを底本にしたのか。そもそもそこを前半に散々とくさしているではないか。

  • Ecriture

    『封神演義』の成り立ちや世界観について知ることができる。様々な時代の神々を一度に登場させるハチャメチャな設定や、史実との差についての話が興味深かった。天始源尊・太上老君>仙人(道術)>神の順に偉くて、封神榜に載ってる人は神に奉じられる。明らかな悪人が神になることについては謎。それとも1500年周期の仙人の殺しのカルマ消化のための生贄みたいなものとして解釈していいのか。各登場人物の絵も出てくるけど哪吒とか雷震子がおっさんでかわいくない。史実と違うとか矛盾があるとかで作品に優劣つけることには辟易した。

  • GEO(ジオ)

    中国文学を専門とし、『三国志演義』の版本の研究などで知られる二階堂先生の『封神演義』解説。『封神演義』がいかに素晴らしい文学作品なのかを語る……かと思いきや、『封神演義』がいかに「二流」の残念な文学作品なのかを語るというwwwwww 『三国志演義』のような小説を志した節はありつつも、作者の歴史考証や知識が不足しており、かといって『西遊記』のようにつきぬけた創作でもない中途半端な作品だとかwww 『封神演義』に登場する中国の神様たちのお話は、かなり特殊なので、他の神話も知らないとよさがわからないとか。

  • 遊未

    「封神演義」は中国版壮大なるSFというところでしょうか。その登場キャラについて元のお話や歴史上実在の人物であるが、時代が違ったり、道教、仏教の本来の立ち位置が述べられています。 内容がそのまま受け入れられることを危惧されています。 アニメ化もされていますから、どのくらいの人が気にしているでしょうか? とりあえずは思いっきり楽しみたい物語かと思います。

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