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探偵はもう、死んでいる。 10 Mf文庫j

二語十

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784046827661
ISBN 10 : 4046827661
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan

Content Description

失われた世界の記録を修復するため名探偵の助手として働く俺・君塚君彦は、その異変の原因が怪盗・アルセーヌにある可能性に行き着いていた。また怪盗の正体が世界最悪の犯罪者アベル・A・シェーンベルクであるという仮説のもと、昔アベルを追っていた暗殺者・加瀬風靡を探し出し話を聞くことになるが―「覚えておけ、君塚。正義なんて、本物の悪の前ではいくらでも揺らぐということを」やがて明らかになるのは、あらゆる正義が巨悪に立ち向かった戦いの記録。世界によって秘匿された“虚空暦録”の正体。当時そこに辿り着いた俺たちが下した決断は―。これは正義を追求した者たちの、理想と意志を問う名もなき英雄譚。

【著者紹介】
二語十 : 第15回MF文庫Jライトノベル新人賞にて最優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よっち

    失われた世界の記録を修復するために働く中で、異変の原因が怪盗アルセーヌにある可能性に行き着いた名探偵の助手・君塚。その過去を追ううちにあらゆる正義が巨悪に立ち向かった戦いの記録が明らかになる第十弾。怪盗の正体である世界最悪の犯罪者アベルを追っていた、暗殺者・加瀬風靡を探し出して話を聞く君塚。その過去エピや久々の登場となったシャルの過去も絡めながら、《虚空暦録》や《特異点》などの真実に迫りつつ熱い戦いも繰り広げられてゆく群像劇的展開でしたけど、そんな中で渚もしっかり存在感を見せてくれてカッコ良かったですね。

  • 如水

    今回は風靡さんの回です。えぇ、誰が何と言おうとも😅よって話は結構シリアス💧記憶を戻す旅に出ている君彦達。其処で≪怪盗≫事、アルセーヌが絡んでいる可能性に行き着く。記憶の断片である聖遺具に触り、失われた過去へ…と言う御話。アカシックレコードとは何か?怪盗が盗み出したモノとは?そして…過去対決は有ったのか?と言う所に注目ですが、『世界は正しくもなんともなかった。』コレが至る所に散りばめられてます(いろんな意味で)。描き方が上手いなぁ…けど段々コンガラガッテ来た。コレは7巻をもう一度読んだ方が良さそうだ💦

  • なみ

    君塚たちは、大罪人であるアベルの捕縛を目指すことに。 アベルと《怪盗》アルセーヌとの関係は──。 久々に登場したシャルの重い過去や、風靡さんの幼馴染みも物語に絡んできて、読みごたえがありました。 《特異点》《暗号》《意志》がぶつかり合う、迫力満点のバトルシーンがすごくよかった。 キャラクターたちがみんな格好良かったです。特に今回は夏凪が強い!

  • 椎名

    犬猿の仲の二人、悪友でもライバルでもない、名前の付けられない間だからこそ、その一瞬だけはどんな関係になってもいい。シャルと君塚、この二人だからこその手の取り方がとても良かった。そして夏凪が君塚を起こす、原点回帰となるやりとりもぐっとくる。ここからいよいよクライマックス?に入るかと思うとこれ以上ない〆であり始まりかた。

  • とってぃー

    《怪盗》との激闘が描かれる本巻。正義のぶつかる熱い戦いと明らかになる風靡さんとシャルの過去に興奮せずにはいられません!戦いを通して成長する渚がカッコよすぎた…。人外人物の過去を知ると人間味が出てきますな…。今回歴代で1番かもしれない熱さで、うみぼうず先生のここぞというところの挿絵が本当にキマッテましたね!それにしても、渚と君彦の名前呼びが始まったシーン尊すぎやしませんか!?たんもし熱が高まってきておりまして、次巻本当にたのしみです!

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