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カラー版 絵はがきの大日本帝国 平凡社新書

二松啓紀

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582858884
ISBN 10 : 4582858880
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

膨張を繰り返し、ついには崩壊に至った大日本帝国。日清戦争から太平洋戦争終結まで、大量に発行された絵はがきを道標に、“土地”と“時”の両面から追体験する。圧巻390点のカラー版。

【著者紹介】
二松啓紀 : 1969年京都市生まれ。同志社大学大学院修了(社会福祉学修士)。京都新聞記者。2016年4月から立命館大学BKC社系研究機構社会システム研究所客員研究員。中国残留日本人女性との出会いを機に2003年から満蒙開拓団や戦後問題などをテーマに取材活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 海星梨

    厚い。面白いものの疲労感が……。新書888八冊、六冊目。少々、誤った解釈に陥っているかもしれない箇所もあるという感想。絵はがきから日本近代史を通してみる面白い切り口。アメリカなど海外の絵はがきもあり、カラーで楽しめた。しかし、いやはや、分厚い……。

  • とりもり

    これは凄い。新書とは思えない厚さもさることながら、紹介される絵はがきの大宗をなすラップナウコレクションの質量に圧倒される。恥ずかしながら、関東大震災において陸軍被服廠跡で死者が最も多かったことや、満州国の正確な位置を初めて認識した。また、昔は印画紙が高かったので、修学旅行写真とかも絵はがき化されたというのも目からウロコ。八幡製鉄所の煙突からモクモクと湧き出る黒煙も、現在では考えられない。日本近代史を知りたければ、下手な歴史書読むくらいなら、この本読むのをオススメします。★★★★★

  • tecchan

     絵はがきをもとに、我が国の明治から昭和までの歴史を辿った新書版500ぺージの大作。名所・旧跡を描いたものが絵はがきというイメージだったけれど、当時の絵ハガキは、災害、事件、戦争など幅広く扱われ、まさしくニュースそのもの、時には、政府のプロパガンダとして使われていたことがわかる。絵はがきを追うことで日本の歴史がわかる。それにしても、最近は、絵はがきを見ることがなくなった。

  • しろくま12

    厚い。濃い。ある種のメディア論。大日本帝国が自らをどう見せようとしていたのか。国際協調の路線と軍国主義の路線。2つの相容れない道を進むのが、戦争への道程だったのかもしれない。大震災が天皇と軍に対する権威づけのきっかけとなったのなら、1923年が日本の分かれ道だったのでは。

  • Lieu

    政治・社会史に傾きやすい、日本近代の通史を扱う新書の中では、ユニークな大著。時系列的な記述や、グラフや表では見えない、当時の人々の同時代についてのイメージがくっきり見えてくる。何よりこの本には、コレクターの心をくすぐるところがある。

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