胆道癌の外科 世界制覇への軌跡

目次 : 黎明期のチャレンジャー達/ 肝の外科解剖と肝胆道外科の夜明け/ 胆道癌に対する根治手術の夜明け/ Ａｇｇｒｅｓｓｉｖｅ　ｓｕｒｇｅｒｙの到来とともに日本が世界の仲間入りをした/ １９８０年代以降の東西逆転/ 日本発のイノベーション/ 今世紀に入ってからの肝門部胆管癌手術の日米比較/ 胆嚢癌根治手術の開発と日本式拡大手術の流れ/ 血管合併切除を伴う肝切除術/ 肝門部胆管癌治療における移植手術の介入/ 欧米の動き/ 世界のｈｉｇｈ　ｖｏｌｕｍｅ　ｃｅｎｔｅｒでの肛門部胆管癌手術の現状/ リンパ節郭清とリンパ節転移のステージ分類/ 術前胆管ドレナージ：東西論争の軌跡/ 肝門部胆管癌手術の最近の東西比較/ 胆道癌に対する新たなチャレンジ/ 胆道癌に対する日本発の究極の拡大手術：ＨＰＤの歴史と変遷/ 胆道癌に対する鏡視下手術

【著者紹介】
二村雄次 : １９６９年、名古屋大学医学部卒業。１９７３年癌研究会附属病院外科研修医。１９８０年名古屋大学医学部第一外科講師。１９８５年名古屋大学医学部第一外科助教授。１９８７年カリフォルニア大学ロサンゼルス校外科文部省在外研究員。１９９１年名古屋大学医学部第一外科（現・腫瘍外科）教授。２０００年名古屋大学医学部附属病院長。２００７年愛知県がんセンター総長。２００８年愛知県病院事業庁長（総長併任）。２０１６年愛知県病院事業庁長退任、国際柔道連盟Ｍｅｄｉｃａｌ　Ｃｏｍｍｉｓｓｉｏｎ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）