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声優ラジオのウラオモテ #10 夕陽とやすみは認められたい? 電撃文庫

二月公

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784049155952
ISBN 10 : 4049155958
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

――佐藤。泊めて。
 母に一人暮らしを反対され、我慢ならず家出してきた千佳。母は自分が声優として独り立ちすることをどう思っているのか。怒りと不安に苛まれる彼女のもとへ、同じく母親と不和を抱える双葉ミントが現れる。
「声優なんて、俳優になれない人がやる仕事でしょう‥‥?」
 そう言い切るのは、世界的大女優であるミントの母親・双葉スミレ。
 親に声優活動を否定されるミントと自分を重ねた千佳は、どうすれば声優のすごさを見せつけられるか頭を悩ませる。だが由美子は勝負では解決しない、歪な親子関係の『真実』に気づいていて――。
 2024年TVアニメ化も決定の声優青春ストーリー、第10弾!!

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • オセロ

    安定の面白さ。 年の瀬に大学になったら千佳の一人暮らしを認めると言っていた母親の心変わり、中学進学を機に声優を辞めることを薦める大女優のミントの母親。このミントの母親が声優を見下す発言をしたことをキッカケに俳優にはない声優の魅力を声優仲間たちと考えるけどなかなか良い案は思い浮かばなくて。落ち込むミントの為にクリスマスや初日の出などのイベントで励ます中で妙案を思いつくのは流石に出来すぎでは、と思いましたが声優の意地を感じましたし、何より親たちの本心は染み入るものがありました。

  • よっち

    母に大学進学後の一人暮らしを反対され、我慢ならず家出してきた千佳。怒りと不安に苛まれる彼女のもとへ、同じく母親と不和を抱える双葉ミントが現れる第10弾。親に声優活動を否定されるミントと自分を重ねて、声優仲間たちとどうすれば母親に声優のすごさを見せつけられるか頭を悩ませる千佳に対し、歪な親子関係に隠された想いに目を向ける由美子。千佳が由美子に普通に頼れるようになったんだなあ…と感慨深かったですけど、母親たちも不器用なだけで娘が心配なんですよね。ぶつかって向き合えたそれぞれの結末に彼女たちの成長を感じました。

  • タイコンデロガ級

    面白かったです。 困難な壁を越えるときはいつもいっしょだったから。8巻の時は「私の事好きすぎじゃない…」とか言ってた千佳も大概由美子の事好きすぎだ…。 ミントの母の二葉スミレさんの最初の声優への侮辱を見た時は、これは難敵だなぁと感じましたが最後はいい落ちだと感動しました。「ほかの役者に対してあんな失礼な思いは抱いていません」そうですよね、役者も声優も広義の括りでは同業者ですもんね。 初めての公録の時のことなど1巻の内容を少し振り返る描写があったのも地味ながら良かったです。アニメ1話でやって所だ!みたいな

  • わたー

    ★★★★★面白かった。大学進学後の一人暮らしを反対されたことで親子喧嘩に発展し由美子の家へ避難してきた千佳。更にミントまでもが母親との衝突によって逃げてきて…という10巻。特殊な業界で活動する未成年ならではの問題を取り上げていて、親側、子供側どちらの気持ちも理解できるだけにどこに落としどころを持ってくるのか、難しい話を見事に描き切っていたと思う。由美子と同じく、ミント母の言動に違和感を覚えていたのだが、その点についてもキチンと回収してくれていたのもポイント高い。

  • 和尚

    毎巻思いますが良かったー。 由美子の悩みに対しての、次は千佳の将来への問題。家出しては由美子のとこに来るの可愛すぎるのですが。そこにミントも加わって、関係性に親子関係が出てくるともう… 途中のめくるちゃんの、人の心が無いんか、には笑いましたw 幸せな一気読みですが、もうすぐ最新に追いついてしまう。

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