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声優ラジオのウラオモテ #07 柚日咲めくるは隠しきれない? 電撃文庫

二月公

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784049144499
ISBN 10 : 4049144492
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

これは声優ファンの少女、藤井杏奈が、声優、柚日咲めくるを認めるまでの物語。「自分より、ほかの声優の方が良い」ファン心が邪魔をして、オーディションで実力を発揮できないめくる。役を取り合わなくて良いラジオを主戦場にしてきたが、声優としての限界が見え始める。「いい加減、覚悟しないとダメなんだよ」支え合ってきた相方、花火の言葉にも動かされためくるは「声優ファン」を卒業するが、目からは輝きが失われて―。厳しくて口が悪くて、でも本当は誰より優しい。可愛い先輩のために夕陽とやすみも一肌脱ぎます!隠しきれないめくるの青春声優ストーリー、NOW ON AIR!

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • オセロ

    まさかここでめくるが主役のスピンオフがくるとは思いませんでしたね。 声優を生業としている以上、他の声優と関わることが増えることは避けられない訳ですが、そこで登場する声優ファンとしてのめくるの脳内でパニクる様子は可愛すぎですよ笑 その一方で、めくるが抱える矛盾した悩みは想像以上に深刻なもので。そんなめくるを大切に思う夕陽ややすみ、そして花火に背中を押されてめくるが覚悟を決める展開にはグッとくるものがあって、これからのめくるの活躍が楽しみです。

  • よっち

    ファン心が邪魔をして、オーディションでなかなか実力を発揮できないめくる。そんな声優ファンの少女・杏奈が、声優・柚日咲めくるを認めるまでの物語を描く第七弾。役を争う気概に欠け良いラジオを主戦場にしてきたものの、声優として限界が見え始めてきためくる。支え合ってきた相棒・花火の言葉にも動かされて声優ファンを卒業するものの、果たしてそれでいいのかという展開でしたけど、厳しくて口が悪くて、でも本当は誰より優しいめくるがこれからどうあるべきか、後輩たちも協力してらしい立ち位置を見出してゆく結末はなかなか良かったです。

  • わたー

    ★★★★★はっきり言ってシリーズ最高傑作と言っても過言ではない。表紙の通りめくるちゃんをメインにした回。声オタが高じてなんの因果か声優にまでなってしまった彼女が、声優が好きすぎるがゆえにオーディションで我武者羅になれないという重いジレンマと向き合うという話。彼女が声優を好きなところはシリーズを通して描かれていただけに、好きを仕事にしてしまった苦悩がより鮮明に見えて、深く感情移入してしまった。彼女の目標である「声優を活かす声優」という高き壁と、突きつけられるどうしようもない現実。

  • ぽな

    藤井杏奈が声優:柚日咲めくるになるまでを描いた声優人生譚。とにかく可愛い彼女も裏では彼女にしかない悩みを抱えている。彼女らしい声優としての在り方には胸が熱くなった…。今回いつもと大きく違う点が冒頭でも書いたようにめくるが主人公って点ですね。てっきりティアラ編後半かと思いきや一冊丸っきりめくるが今まで辿ってきた声優人生と彼女らしい悩みを吹っ切る成長物語になっていて驚きでした。めくるの声優を目指したきっかけから始まり由美子達と違って養成所時代から描かれてるのが凄い良かったですね。以下3つ続きます

  • なみ

    今回の主役は2人の先輩声優、柚日咲めくる。 声優であると同時に声優ファンでもあるめくるが、これまで目指していたものと、これから目指すもの。同期で親友の花火のサポートもあり、プロとして色々なものを背負っていく覚悟を決めためくるの姿がエモかった。 "「めくるんは、わたしたちに線引いてるけどさ。一番、わたしたちのことを考えてくれてたのは、めくるんだってみんな知ってるからね」" この1文に涙腺がやられました。 今回みたいなキャラクターの深掘りはもっと見たいし、ストーリー的な続きも気になるシリーズ、次の巻も楽しみ!

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