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ベイスターズ再建録 「継承と革新」その途上の10年

二宮寿朗

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784575316308
ISBN 10 : 457531630X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本拠地はガラガラ、成績は万年Bクラス、噂になっては立ち消える身売り話。そこから、いかにしてチケットの取れない人気球団になったのか。木村社長や三原球団代表、高田繁元GM、中畑元監督や三浦監督といった球団内外のトップをはじめ、チケットの営業や各種イベント、物販、地域振興の担当者など現場で汗をかく職員まで、総計20人を超える球団職員を取材。くすぶっていた職員、他業種から来た新参者、スポーツビジネスを志した若者、パソコンを覚えた元選手、野球は畑違いだった元テレビ局スタッフ、マルハ時代から球団を愛した古株…。グラウンドで戦う選手ではなく、球団職員という“内側”にいる“会社員”たちの戦いを追った異色のスポーツノンフィクション。名もなき、市井の人たちの仕事の先に、98年以来の歓喜がある!

目次 : 第1プロジェクト ベイスターズを変えろ!/ 第2プロジェクト スタジアムを満員にしろ/ 第3プロジェクト STAR☆NIGHTを成功させろ/ 第4プロジェクト 振興と親交。子供たちのハートをつかめ/ 第5プロジェクト 横浜に根差し、地域とともに生きろ/ 第6プロジェクト 強いチームをつくれ/ 第7プロジェクト 伝統を守れ革新に走れ/ 第8プロジェクト 横浜一心を実現させろ

【著者紹介】
二宮寿朗 : スポーツライター。1972年、愛媛県生まれ。日本大学卒業後、スポーツニッポン新聞社に入社し、格闘技、ラグビー、ボクシング、サッカーなどを担当。退社後、文藝春秋「Number」の編集者を経て独立。課金制スポーツサイト「SPOAL(スポール)」初代編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • キムトモ

    あとは優勝🚩日本一🏆だ🫵(ノ-_-)ノ~┻━┻優勝したら読む『4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ涙の球団史』は神棚に…

  • アキ

    先週末ベイスターズのオープン戦に横浜スタジアムを訪れた。父親に小さい頃に連れて行ってもらって依頼、48年振りの観戦だった。昔と違うのは、小さな子ども連れのお母さんや若い女性の観客が多かったことと、オリジナル醸造ビールの売り子たちがひっきりなしに回ってきていたこと。2011年に親会社がDeNAになり、1998年の優勝以降、閑古鳥が鳴いていた横浜スタジアムを2019年に座席稼働率98.9%を達するまでにしたプロジェクトが紹介されている。去年見たMLBのボールパークのように楽しむ企画が多くて、行って良かった。

  • しいたけ

    父は大洋ホエールズのファンだった。巨人ファンの母が読売新聞をとってしまうので、記事が気に入らないと朝から新聞社にクレームの電話をかけた。「大洋が頑張ったのに何で負けた巨人のことばかり書くんだ!」。毎年シーズン初めにちょっと成績が良くて父も「今年はいけそうなんだ」と機嫌がいい。すぐにお約束にして安定の弱小ぶり。父の機嫌も悪くなる。父は子どもに一度だけ手を挙げたが、それも上の弟が大洋について不用意な発言をしたのでゴツンとやられてしまったのだ。チケットが取れない球団にするまでの熱い物語を、亡き父と重ねて読んだ。

  • るぴん

    【横浜DeNAベイスターズ優勝記念】本拠地はガラガラ、成績は万年Bクラスの赤字球団がいかにしてチケットの取れない人気球団になったのか。球団社長や高田GM、中畑元監督、三浦監督、DeNAに移籍してからの球団職員、他の会社からの移籍社員、元選手等20人以上へのインタビューと10年間の記録。見えてきたのは人の繋がりと徹底したリサーチ、地域への貢献。CS〜日本シリーズ中に読んでいたこともあり、1人1人の情熱に胸が熱くなった。できることなら南場オーナーのインタビューも読みたかったな。ベイスターズ日本一おめでとう‼︎

  • ちはや@灯れ松明の火

    優勝の喧騒も幾星霜、寂れ廃れたハマの球場に新興ITの黒船がやって来た。ガラガラのスタンドを青く染めることはできるのか。目玉商品は熱血監督、大きな声で挨拶からの出発、ノウハウないからアイディア絞れ。ハマの夜を彩る星の宴、投げ込まれたペンライトに滲んだ涙、勝利を越える娯楽はない。野球帽でキッズをキャッチ、マンホールからI☆YOKOHAMA、立地条件は最大限に活かせ。試行錯誤と先行投資で目指せ地域密着、人材開発と戦力分析で抜け出せ弱小球団。守れ伝統、走れ革新、さればチームの数多かれど、この横浜にまさるあらめや。

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