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遊びの人類学ことはじめ フィ-ルドで出会った〈子ども〉たち

亀井伸孝

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784812209356
ISBN 10 : 4812209358
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2009
Japan

Content Description

人はなぜ遊ぶのか。先人が取り組んできたこの命題に、人類学のフィールドワーカーが人とサルの遊びを同じ人類学的なまなざしで捉えて挑む。遊びを知的に考察することの楽しさを分かち合う、遊び研究のエッセイ集。

【著者紹介】
亀井伸孝 : 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所研究員。専門は文化人類学、アフリカ地域研究。おもな著作に『アフリカのろう者と手話の歴史』(明石書店、2006年、2007年度国際開発学会奨励賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • tatsuya.m

    ニホンザル、チンパンジー、狩猟採取民の子どもの遊びに注目して、遊びとはなんなのかということを考えていくという内容でした。それぞれの種に共通する部分がたくさんあり、それを比較することでのおもしろさも感じられました。筆者の「現代の子どもたちは遊ばないように見えて、実は多彩な遊びを生む力を備えている。遊べない子どもたちという見方は…自然を排し、便利を優先させて遊びの可能性をせばめてきた社会の姿である」という部分にも納得させられました。

  • ashco

    問題意識の種をいくつも受け取れた気がします。とりわけ明和政子さん執筆の章がおもしろかったです。

  • マッサン

    安心できる環境だとサルの遊びは増えるというのは、当たり前かもしれないけど面白い。「この遊びはこういう機能がある」「将来的にこう役立つ」という考察は簡単だが、本当にそうなのだろうか?将来に何も役に立たないことだとしても、子ども達は関係なく楽しく遊んでるのではないか?そういう視点は丁寧で、真摯にあそびと向き合ってる気がした。遊び研究は泥沼だ!

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