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彼女をそこから出してはいけない 祥伝社文庫

乾緑郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396348212
ISBN 10 : 4396348215
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
乾 緑郎 ,  

Content Description

フリーライターの大塚文乃は注目の画家、荒木一夫のルポを書くため、個展を訪ねた。ダムに沈んだ荒木の故郷、小楷町を再現した絵の前に立ったとき、いるはずのない少女が絵の中に現れ、文乃は気を失ってしまう。後日、小楷町の歴史を調べるうちに、「ツキノネ」と呼ばれる土着宗教の神の存在を知るが、その名はある老夫婦の惨殺現場で発見された少女と同じものだった…。

【著者紹介】
乾 緑郎 : 1971年、東京都生まれ。鍼灸師の傍ら、小劇場を中心に舞台俳優、演出家、劇作家として活動。2010年、『忍び外伝』で第二回朝日時代小説大賞を受賞、同年十月、『完全なる首長竜の日』で第九回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • うまる

    出してはいけないどころか、関わっただけでアウトでは…。後味の悪い話は嫌いではないけど、優しい人たちが酷い目にあうのがなんだか不憫すぎて。他にもっとヒドい登場人物いたじゃん?ってなりました。そんなこともあって、物語の盛り上がりに対して、ちょっと不満の残る結末でした。なんか弱点とかあって、退ける方法があればなぁ。やりたい放題の割に、結局何しに来たんだって感じもするし。あっでも、昔の話の方で、首を切った理由は面白かったです。

  • こばゆみ

    ジャンルとしてはホラーになるのかな??フリーライターの女性が新進気鋭の画家の身辺を探る内、その画家の故郷にまつわる怪奇現象に巻き込まれていくお話。でもホラーというほど怖くないし、都市伝説とかオカルト的なお話が好きな人には刺さりそう。

  • 神道、民俗学、土着宗教などはかなり好きなので、土着宗教ものということに惹かれて購入。元々、「ツキノネ」という題名だったものを改題したものということなのですが、個人的には改題前の題名の方が良かったのではと思います。改題後の題名はちょっとB級ホラーちっくな気がするので笑。ホラー感は強くないです。なので、ホラーを期待して読まれたらつまらなく感じるかもしれません。民俗学や土着宗教などが好きだと結構好きな内容ではないかなと思います。なので、私個人的には楽しめる内容でした。

  • ap_yu

    題名に惹かれて購入。もっとホラー展開があると期待してたので、思っていたのとは違うテイストの物語だった。 民俗学とかオカルト系が好きな人にはいいと思う。

  • ドットジェピー

    うーん。かなり不思議な感じでした

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