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壊れそうな君と、あの約束をもう一度 Mf文庫j

九条蓮

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784046841711
ISBN 10 : 4046841710
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
ゆがー ,  

Content Description

月城廉司は、高1の夏頃から疎遠になっていた幼なじみの少女・望月祈織と一つ屋根の下で暮らしている。
ただ、2人の間にできた時間的、精神的溝は浅くなく、関係を改善したいと思いながら何もできないまま高2の始業式を迎える。
祈織と同じクラスになり、これから彼女に歩み寄ろう、あの日にした「約束」を果たそうと、決意を新たにする廉司。
少しずつ関係は動きだす――と思われた矢先、廉司の秘密を知る愛華が告白をしてきて‥‥。
他人にも特別な関係にもなれる。
近そうで遠い「幼なじみ」の2人が、すれ違い、成長して変化しながら歩んでいく。

大切なものをもう一度見つけるための青春の1ページ。


【著者紹介】
九条蓮 : 大阪府枚方市出身。第7回スターツ出版文庫大賞にて大賞を受賞しデビュー。デビュー作の『夏の終わり、透明な君と恋をした』は重版を重ねるヒット作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Mkt

    主人公の廉司に共感できるかどうかで好き嫌いが分かれそうな作品です。私はめっちゃ好きでした!!というか廉司、女子を沼らせるの普通に上手いと思う。絶妙にワガママで自己中なところもあるんだけど、優しいとこも行動力もあるから、押さえるとこ押さえてるな〜と感心しました。祈織ちゃんが沼るのもわかる笑。廉司は愛華ちゃんには雑なところがあるんだけど、愛華ちゃんみたいなタイプの子は雑に扱われるのに慣れてないから、逆に惹かれちゃうんだろうなぁ。女子目線で読んでも面白かったです!!

  • 俊太郎

    人間関係について考えさせられる小説。読み進めるうちに何度も感動し、祈織と廉司が少しずつ関係を取り戻していく様子がとても素敵でした。また、言葉選びが素晴らしく、心理描写や情景描写が絶品。丁寧で綿密な文章から廉司や祈織の心情や切なさがひしひしと伝わってきて、物語の中に吸い込まれます。他のキャラも個性豊かで、それぞれ性格が丁寧に描かれているため、親しみが持てて楽しみながら読めました。どの世代の方にもぜひ手に取ってほしい作品。おすすめです。

  • よっち

    高1の夏頃から疎遠になっていた幼馴染の望月祈織と一つ屋根の下で暮らす月城廉司。事情があって他人、同居人と変化していく彼女との関係を描く青春小説。思春期にありがちな理由からすっかり疎遠になってしまった祈織と、幼き日にかわした約束を果たそうと決意を新たにする廉司。しかし再び少しずつ関係が動き出していく中、愛華の積極的なアプローチがあったり、思わぬ誤解から決定的にすれ違ってしまう2人。お互い本当に言いたいことを言えない関係がもどかしかったですけど、それを乗り越えて確実に変わり始めた2人のこれからが楽しみですね。

  • オセロ

    この作品の一番の問題は何と言っても主人公でしょう。ヒロインに笑っていてほしい。幼い頃の約束を思い出してほしい。約束を果たさせてほしい。と願うのは構わないのですが、ヒロインと話し合うことすらせずに、一方的に気持ちを押し付けるって何がしたいんですかね。とにかく独りよがりとしか思えませんでしたし、後半の展開も強引さが目立つ。唯一良かったのはもう1人のヒロインかな。

  • rotti619

    主人公の月城廉司と疎遠な関係にある幼馴染の望月祈織が、諸事情で彼の家族と一緒に暮らすという舞台設定で、お互い歩み寄る姿勢を見せる中、彼の秘密を知るもう1人のヒロイン、黒瀬愛華がアプローチをかけてきて…というお話。商業作だと泣かせる方向の感情移入が得意な作者が、両ヒロインと主人公が持つ恋愛だけに留まらない複雑な感情表現に全振りした作品で、この世代の不安定な立ち位置と将来への不安も散りばめた、読んでいて引き込まれるよう仕上がっている。勇気を持って踏み出す一歩がどれだけ大変なのか、共感できる内容だった。

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