Books

嘘吹きネットワーク わたしたちの本棚

久米絵美里

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569789644
ISBN 10 : 4569789641
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
December/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

最近、八吹写真館に入りびたってる八吹錯っていうやつが、動画とか画像の加工が得意で、頼めばなんでも作ってくれるらしい。それで今、このあたりの学校の子が、次々と頼みに行っているらしくて、だから最近、八吹写真館は嘘つき写真館って呼ばれてるらしい。

【著者紹介】
久米絵美里 : 1987年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。『言葉屋』で第5回朝日学生新聞社児童文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ☆よいこ

    YA。野瀬小学校6年1組小野寺理子(りこ)は嘘が許せない。SNSで拡散された「野瀬小学校ではカワウソを飼っています」という嘘投稿が炎上し、クラスは嘘と疑心暗鬼で険悪な雰囲気だった。理子はネット上でフェイクニュースを作成しているという少年に会いに行く。錯(さく)は「嘘でみんなを幸せにする」と言い、嘘を拡散することをやめない。しかも、嘘を見抜く特殊な能力を持っていた。▽ネットとの付き合い方や友達関係についてなど、現実にありそうな例え話。知っておいて損は無い情報多し。文章量が多めで、読書慣れした児童生徒向け。

  • 絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

    6年生の理子と錯(さく)を通して情報リテラシーについて書かれている。理子は学級委員長らしく?嘘はいけない、正しいことを正しいという、一見正義の味方。対して錯は、嘘をつかない人間はいないといい、人には言えない能力を持っている。どちらが正しいというのは、読んだ人のとらえ方だけれども、出来ることなら共有してディスカッションしてほしいと思いました。6年生がSNSでグループを持っているということは、全員がスマホを持っていることですよね。その前提でのはなし、田舎は中学生でも全員は持ってないです。そこから考えちゃう…。

  • うー

    『自分の趣味や生き方に合わない人は最初から繋がらないし後からブロックできる。毎日自分に都合の良い情報だけを受け取りそのことに気付かずそれが世界の全てだと思い込んでいる』世の中に充満する嘘を正面から無くそうとする理子と、嘘を発信し正しさを見抜ける力が必要だという錯。便利なSNSの怖さがよくわかる。でもこのクラス(6-1)の殺伐とした様子が何だか一番怖かった。

  • ぷりん

    SNSについて、すごく考えさせられる本。「情報を人だと思って生きたい」とても大切な言葉だと思いました。多くの情報で右往左往する今日。情報の奥にあるもの、情報の先にあるものを考えて、発信していきたいと思います。『情報』という言葉を『言葉』に置き換えて、考えてもよいと思いました。

  • もえ

    小学高学年向けおすすめ本候補。SNSとの付き合い方は、大人でも難しいことがあるが、今の子どもたちは生まれた時から世界中の情報にさらされ、学校内のイジメの温床にもなったりする。正義感の強い小学6年生の小野寺理子と、紙やスマホに息を吹きかけると嘘か本当か見分ける能力を持つ少年八吹錯。理子のクラスのグループトークをめぐって炎上する度に、理子と錯が舌戦を交える様が面白く、SNSとの付き合い方を考えるきっかけにもなる。終盤に物語冒頭の炎上の秘密が明かされ、全ての伏線が回収されていく。特に校長先生が素敵すぎる!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items