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主婦 悦子さんの予期せぬ日々 潮文庫

久田恵

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784267023910
ISBN 10 : 4267023913
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan

Content Description

のんびりした老後を夢見る59歳の主婦・悦子。ところが、定年を間近に控えた夫との微妙な関係を皮切りに、就職しない息子、シングルマザーとして生きようとする娘、男友だちと急接近する80代の母、リストラされ実家に出戻ってきた弟…と次々に想定外の出来事が。平凡な家庭に巻き起こるあまりにリアルな波乱の日々は、深刻なのになぜか笑えて心に染みる。スッキリ痛快な家族小説!

【著者紹介】
久田恵 : 1947年北海道生まれ。90年『フィリッピーナを愛した男たち』で、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。97年「息子の心、親知らず」で文藝春秋読者賞を受賞。執筆活動を続けながら、シングルマザーとして子育てをし、約20年にわたって両親を介護。ファンタスティックに生きる!をテーマに「花げし舎」を主宰している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • いつでも母さん

    初めての久田作品。なんじゃこれは!って3章辺りまでは憤ってリタイアの気配。だがしかし、どんどん面白くなって一気に加速読了に至った次第。色々あるよね悦子さん。ホント人生は予期せぬ日々の連続です。自分の事だけじゃなく、家族の問題込みだものね(他人事じゃない)なのに、読後感が楽しいのは母・妙さんの存在があるからだと思った。妙さん好きだわ!『大事なのは、たじろがないこと。もうそれだけよねえ。』その心境に辿り着く悦子さん、人生まだまだ続きますね。私も『たじろがないこと』心に刻みます。

  • 蝸牛

    怒ってかっかとしている主婦のジャケ絵が可愛くてつい買ってしまったが筋は期待通りとは行かなかったかも。「なんでー?!」って素っ頓狂に驚いてみせてるけど、実は、薄々思い当たるでしょ?そう言いたくなるのには共感。面白く読みました。

  • あやっぴ

    定年間近の夫を持つ悦子。そんな時期に次々とドタバタが…。気がつけば悦子の周りには誰もいなくなってしまう。そんな現実が、悦子が自分を見つめなおすきっかけになったのかな。親は親、子供は子供、他人は他人、わりきることが必要だけど実際は難しいね。最後はなんとかほっこり収まった感じ?悦子の80歳の母がいい雰囲気を醸し出してた。

  • 窓(。-_-。)

    ★★★★☆ 日常ってほんと色々な事があります。 悩みが尽きない悦子さん、ってみんなそうですよね〜最後まで面白く読めました。

  • はち

    59歳主婦悦子さん。彼女に降りかかってくる家族の問題。息子の就職。娘のシングルマザー発言。弟のリストラ&離婚etc、、、殺人事件より現実味があってゾワッとするわ😓。80代の母親の恋人出現には驚いたけれど、その彼も含め、一族みんなで問題解決して行く様子が微笑ましい。個人的に印象に残ったのは、母親、妙さんの言葉。「子供達に心配かけないように、いつも元気に振る舞ってるのも大変なのよ」って、、、ウチの母さん、電話では「変わりないよ〜」と明るい声で応えてくれるけど、無理してるのかなぁ🥹

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