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死が怖い人へ Sb新書

久坂部羊

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784815626495
ISBN 10 : 4815626499
Format
Books
Release Date
February/2025
Japan

Content Description

小説家であり、また医師でもある著者は、これまでにも『日本人の死に時』『人間の死に方』『人はどう死ぬのか』など、死をテーマに著述を発表してきた。
医師として、ひとりの人間として、数々の死を看取ってきた著者の集大成として、本書はある。
死が怖い人へ、かつて死が怖かった人へ、身近な人の最期に悲しむ人へ、迫る自分の死を考える人へ。
すべての人に贈る、死生観の教科書。

【著者紹介】
久坂部羊 : 1955年大阪府生まれ。小説家・医師。大阪大学医学部卒業。大阪大学医学部附属病院にて外科および麻酔科を研修。その後、大阪府立成人病センター(当時)で麻酔科、神戸掖済会病院で一般外科、在外公館で医務官として勤務。同人誌「VIKING」での活動を経て、2003年『廃用身』で作家デビュー。2014年『悪医』で第3回日本医療小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けぴ

    生き方に示唆に富む文「P130 人間の一生はテーマパークで遊ぶようなもの。テーマパークで遊べるのは一回きり。閉園時間を気にするより、その一日をできるだけ楽しんだほうがいい」「P160 メメント・モリは死をありのまま見つめるのに役立つ。家族も自分もいつかは死ぬ。明日にもその引き金は引かれるかもしれない。だったら、今を大事にしよう。死のことを忘れ、あたかも永遠に生きられるように思っている人は、些細なことに腹をたてたり傷ついたりイライラしている。カルペ・ディエム=今を楽しめ。我々はいつか死ぬ、だから今を楽しめ」

  • haruka

    死が怖い人に対して、こんな考え方があるよ〜こう思えば怖くないんじゃない〜?なんていろいろ提案してくれる一冊。昔親に死んだらどうなるの?と聞いたら、テレビを消されて「こうなる」と言われた。「無」は本当に味気ない…。でも眠ってそのまま起きないだけ、と考えたら全然怖くないよね。全身麻酔で意識がなくなる瞬間、このまま死んだら楽そうだなといつも思っていた。死なんて怖くないんですと言いつつこんな本ばかり書いている著者も、べつに怖くないけどねとスカした態度で読んでいる私も、実は相当生に執着しているのかもしれないけれど。

  • きさらぎ

    「医療が発達した今、思わぬ長生きをしてしまうリスクは高い」(←本文より) 長生きすることをリスクと言っちゃってる!こんなことを大きい声で言えるの、久坂部先生くらいじゃない?確かに「長生きをしすぎて死ぬに死ねない」なんてことは避けたいと私も思う。でもそれは今、自分が60歳を超えたから言えることで、若い人たちは医療の恩恵を受けつつリタイヤするまでは生きて欲しいと思っている。

  • うさうさ

    著者の本は小説も含めて全部読んでいるので、老いることや死ぬことについての考え方が一貫しているのがよくわかる。 著者が診てきた患者の事例が、あの小説の設定と同じだなとニンマリしたり。 いろいろ書いてるけど、「人生はテーマパーク」の例えが分かりやすい。

  • 清水勇

    著者は麻酔科・外科経験し在外公館医務官勤務後、在宅医療で高齢者医療にも携わっている。最初に子供の頃の死の恐怖感と大人になってそれが無くなったことの記載あるが、私と全く同じで親近感を持つ。著者の様々な視点から死の恐怖を持つことの意味の無さの説明は説得力あり。面白かったのは、死後の世界のシミュレーションで死後の世界は要らないと微笑みながら思わせてくれる。私は泉前明石市長の言葉「夜寝るのは意識が無くなるから死と一緒。夜寝る前と朝起きた時その奇跡を神様に感謝する」に感動し、日々一生懸命生きることに挑戦している。

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