Product Details
ISBN 10 : 4873548020
Content Description
本書は、2000年に出版した「構成主義パラダイムと学習環境デザイン」の新版である。旧版が出版された25年前と比べると,「構成主義」についての認知度も高まり,構成主義の考え方を取り入れた教育分野の研究や実践に広がりがでてきた。たとえば,協働学習やプロジェクト学習など,学習者が中心となって現実社会の問題に取り組む探究的な学習が推進されるようになってきた。また,インターネットやデジタル技術の発展により,グローバルな学びも広がりをみせている。国内での交流学習をはじめ海外の学校との交流も手軽になり,学習者はデジタル端末を駆使して,さまざまな人たちと日常的にコミュニケーションができるようになった。
しかし一方で、教え込み型の授業を前提とした受験志向の教育が消えたわけではない。また,協働学習やプロジェクト学習を取り入れても,単に教育の効率化をめざす取り組みになっては意味がない。本書が目指すところは、構成主義の理論や研究方法論を学ぶことを通じて、構成主義について対話する場を創出し、これからの教育のあり方を共に話し合う材料を提供することにある。
【著者紹介】
久保田賢一 : 1949年生まれ。中央大学理工学部物理学科卒業。米国インディアナ大学教育システム工学研究科修了(Ph.D.)。高校教員、海外ボランティア(フィリピン工科大学配属)、国際協力専門家(ボリビア、ミャンマー、ネパールなど)などを経て関西大学総合情報学部教授。現在、関西大学 名誉教授、NPO法人 学習創造フォーラム 代表。専門、学習環境デザイン、国際教育開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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