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孤高のピアニスト梶原完 その閃光と謎の軌跡を追って

久保田慶一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784883641833
ISBN 10 : 488364183X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2004
Japan

Product Description

敗戦翌年の春、彗星のごとく楽壇デビューを果たした21歳の梶原完は、そのまま全国での精力的な演奏活動を展開、「ルビンシュタインのような」という評価まで得る。だがその8年後、1年間の予定でヨーロッパ留学に旅立った彼は、彼の地でもさらにめざましい活動を展開しながら、再び祖国に戻らなかった……。

Content Description

目次 : ■【第一章】激動の時代に / [第一節]上海時代 / [第二節]誠之小学校時代 / [第三節]第七中学校時代 / ■【第二章】戦争で見つけた「真実の音楽」 / [第一節]戦中期の東京音楽学校 / [第二節]軍楽隊の日々 / ■【第三章】彗星のごとくデビュー / [第一節]東京音楽学校の改革運動 / [第二節]楽壇デビュー / [第三節]批評に泣く / [第四節]芸大助教授となる / ■【第四章】新しい境地を求めて / [第一節]日本のルビンシュタイン / [第二節]ヨーロッパへの夢 / ■【第五章】国際的ピアニスト / [第一節]ウィーンの不運 / [第二節]ソロ活動の開始 / [第三節]「日本の驚異」 / ■【第六章】アドルフ音楽院 / [第一節]アドルフ音楽院 / [第二節]演奏旅行の日々 / [第三節]最後の賭け / ■【第七章】孤高のピアニスト / [第一節]ピアニストの悲運 / [第二節]孤独な死

【著者紹介】
久保田慶一 : 1955年、大阪に生まれる。1974年、東京芸術大学音楽学部楽理科に入学。1978年、同大学修士課程に入学。服部幸三、角倉一朗の両氏に師事した。1981年、芸術学修士。同年、同大学博士課程に進学し、半年後ドイツ学術交流会の奨学生として、フライブルク大学に2年間留学。留学中はハンス・ハインリヒ・エッゲブレヒトに師事。1984年、東京芸術大学大学院博士課程を依頼退学。1996年には、ドイツ学術交流会の招待によりハンブルク大学、1998〜1999年には、日本学術振興会の特定国派遣研究員としてベルリン自由大学に留学し、ハンス・ヨアヒム・マルクス、アルブレヒト・リートミュラーの各氏に師事した。1999年、C.P.E.バッハの研究で、東京芸術大学より、論文博士第一号として「音楽学博士」を授与される。現在、国立大学法人・東京学芸大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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