バッハの四兄弟 フリーデマン、エマヌエル、フリードリヒ、クリスティアン --歴史と現代に響く音楽 オルフェ・ライブラリー

目次 : ■兄弟の絆と離散 / 第1章：　偉大な父のもとに生まれて / 第2章：　時代と社会を共有して / ■ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ / 第1章：　歴史と現代におけるフリーデマン / 第2章：　クラヴィーア音楽の伝統と革新 / 第3章：　教会カンタータにおける伝統の継承 / ■カール・フィーリップ・エマヌエル・バッハ / 第1章：　歴史と現代におけるエマヌエル / 第2章：　多感化されるクラヴィーア音楽 / 第3章：　チャレンジする室内楽 / 第4章：　マルチメディアの協奏曲 / 第5章：　パッチワークのような受難曲 / ■ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ / 第1章：　歴史と現代におけるフリードリヒ / 第2章：　宗教音楽の隠れた継承者 / 第3章：　古典派の響き / 第4章：　バッハ一族として / ■ヨハン・クリスティアン・バッハ / 第1章：　歴史と現代におけるヨハン・クリスティアン / 第2章：　学習成果としての宗教曲 / 第3章：　教会で演奏された交響曲 / ＊［資料集］／［バッハの四兄弟の関連年表］ / ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ / 〜兄弟4人のそれぞれの人生、作品の特徴、音楽史的に興味深い / トピックスなどを描く。旧ソ連に保管されていたバッハ関連の資料が / 冷戦後にドイツに返還されて以降、バッハ研究は息子及びその / 周辺に広がり、今も尚、新たな資料が発見され続けている。 / 本書はさらに、2014年のエマヌエル生誕300周年に発表された / 最新研究をも踏まえている。〜

【著者紹介】
久保田慶一 : 国立音楽大学教授。東京藝術大学音楽学部、同大学大学院修士課程を修了。１９９９年、Ｃ．Ｐ．Ｅ．バッハの研究で音楽学博士号。ドイツ学術交流会の奨学生としてフライブルク大学、ハンブルク大学、ベルリン自由大学に留学。東京学芸大学教授を経て現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）