Product Details
ISBN 10 : 4121024923
Content Description
1890年11月、貴族院と衆議院からなる帝国議会が誕生した。ペリー来航後に生まれた「公議」「公論」を求める政治の到達点である。体制安定を第一とした伊藤博文ら政府と、早期開設を求める板垣退助ら自由民権運動の角逐の中、西洋で200年かけて定着した議会は、明治維新から約20年でどのようにして創られたか。本書は、志士らの構想、試行錯誤の軌跡を追い、憲法制定と並ぶ近代日本の一大事業の全貌を明らかにする。
目次 : 序章 発見―西洋の議会と維新の理念/ 第1章 始動―民選議院の要求、元老院の開設/ 第2章 抗争―自由民権運動、明治一四年の政変/ 第3章 西洋―英仏とは異なる議会の模索/ 第4章 設計―欽定憲法下の議会とは/ 第5章 完成―帝国議会の開会/ 終章 軌跡―日本にとっての議会とは
【著者紹介】
久保田哲 : 1982年東京都生まれ。2005年慶応義塾大学法学部政治学科卒業。10年慶応義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学。同年より武蔵野学院大学専任講師。14年より武蔵野学院大学准教授。博士(法学)。専攻は近現代日本政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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skunk_c
読了日:2018/07/07
軍縮地球市民shinshin
読了日:2018/11/17
さとうしん
読了日:2018/06/25
MUNEKAZ
読了日:2018/08/08
きさらぎ
読了日:2018/08/03
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